深爪(ふかづめ)は医学的には「陥入爪(かんにゅうそう)」と言います。
爪が食い込んでいる状態です。爪の側縁が周囲の皮膚に食い込んでしまい、挫傷などを生じるため赤くはれて痛みがあります。時に細菌感染を合併する場合もあり、外科的な処置が必要になります。原因としては靴による圧迫や爪を深く切りすぎたこと(深爪)によります。
陥入爪は歩いているときや靴を履いたときの痛みによっては自覚することが多いです。
爪を必要以上に切ってしまうこと、足の形や大きさに適した靴をはいていないことなどが陥入爪の原因となります。
<合併症状>・ひょう疽 …陥入爪の周囲の皮膚が白っぽくなり、中に膿が溜まった状態です。陥入爪による外傷部分から細菌感染が皮下に広がったために生じます。切開・排膿だけでも軽快します。
・肉芽形成 …陥入爪による挫傷と炎症、治癒をくりかえしていると肉芽が形成されてしまう場合があります。
<治療>
・生活指導 …爪を切りすぎてしまう(深爪)ことが陥入爪の原因であり、爪を切る際に余裕を残した切り方をすることが大切です。また、足に合った靴を履き、不要な圧迫を取り除くことも重要です。軽症であればテーピングによって一時的に爪の食い込みを解除し、爪が伸びる時間を稼ぐ方法もあります。
・外科的治療
…形状記憶合金板や弾性ワイヤーを使用した矯正治療や、手術により爪母・爪床を切除・縫合するなどの治療方法が行われる場合もあります。
巻き爪(まきづめ)は爪が内向きにグルンと変形してしまう状態です。爪が丸まってしまうため、指に食い込んで痛みを生じるようになります。靴が足に合っていないことなどが原因と考えられますが、靴を正しいものに変えるのに合わせて変形した爪の治療も必要です。
当院では巻き爪に関しても基本的に保険診療で対応しておりますが、より高い治療効果とご満足度のため、自由診療による治療もおこなっております。
<自由診療内容>
爪矯正コイル(ネイルエイド、巻き爪マイスター) 1本5500円(税込)
…高い矯正効果のある金属製の器具を爪に装着することで時間をかけてゆっくりと湾曲を矯正します。「ネイルエイド」と「巻き爪マイスター」はそれぞれ形状の異なる矯正器具です。コイルの装着について局所麻酔薬は使用いたしません。基本的には痛みを伴わない処置ですが、コイルが肌に当たって軽微な外傷や痛みを生じる可能性があります。また、日常生活の中でコイルが外れてしまう場合もありますが、コイル逸脱の場合には無料で再装着をいたします。ごくまれに、使用方法によってはコイルが破損する場合があります。思わぬケガの元となりますので、コイルの状態について毎日ご自身で確認をお願いいたします。
爪矯正コイル治療では 診察費(自由診療外来)+材料費(1個5500円)+手技料1650円(税込) の費用となります。
※診察費 初診の方3300円(診察時間15分)、再診の方880円(診察時間15分)