新前橋すこやか内科・漢方内科クリニック|内科・漢方内科、外科、補完・代替医療(自由診療)

新前橋すこやか内科・漢方内科クリニック

慢性心不全

心臓のポンプ機能が低下した状態が心不全です。
心不全には短期間に発症し、短時間で生命に危険が生じる急性心不全と、慢性疾患や加齢により徐々に心機能が低下している慢性心不全があります。

心臓はポンプに例えられますが、上下左右の4つの区画があり、それぞれ意味を持っています。
主として心臓がポンプとして血液を体中に送り出す機能が低下している状況を左心不全といい、心臓というポンプが体中を流れる血液を回収する機能に支障が生じている場合を右心不全といいます。

<自覚症状>
・体を動かすと呼吸が苦しくなる
・夜、横になって寝ると苦しくなる
・体が浮腫む
・痰のからむ咳が増えた

<検査・診断>
心不全は全身に影響のおよぶ病態であり、心臓の機能を調べる検査と、全身的な影響を調べる検査をおこないます。

・血液検査 … 貧血、肝機能、腎機能など
・BNP … 血液検査の一項目ですが、心臓への負荷を評価できます
・尿検査 … 腎障害の有無など
・胸部レントゲン検査 … 心臓の大きさや肺うっ血の確認など
・心エコー … 心臓の動きを超音波で見ることで、障害の部位や心臓の機能を評価することが
        できる重要な検査です


慢性心不全では残された心機能および多臓器の障害により治療方針が異なります。
特に、低下した心機能のなかで日常生活をどのように送っていくかが課題となります。専門医および多職種の協力による治療および日常生活のサポートをおこなうことになります。
減塩による食生活の改善も重要です。高齢者の場合には加齢による身体機能の低下(フレイル)を考慮した生活指導も必要になります。

<代表的な治療薬>
・ACE/ARB … 腎臓に働きかけアンジオテンシン変換酵素の阻害あるいは受容体をブロックす
         ることで生命予後を延長させることが確認されています。
・β遮断薬 … 交感神経にブレーキをかけることで心臓の負担を軽減し、予後を改善することが
        確認されています。
・利尿薬 … 体内の余った水分を捨てることで心不全症状を軽減します。

これらのほかにも心臓疾患領域のさまざまな薬が使用されますが、症状や予後を改善することが証明されていないものや薬物濃度の調整が難しいものもたくさんあるため、専門医による調整が必要です。

また、ペースメーカーや植え込み型除細動器、酸素吸入器などの医療機器も併用される場合があります。

漢方薬で慢性心不全を治癒させることは難しいものの、症状を軽減することやフレイルに対して有効な漢方薬はあります。
新前橋すこやか内科・漢方内科クリニック
ネット予約