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カイジ(槐茸)顆粒🍄

【ミニ】カイジ顆粒販促画像
カイジはエンジュの木にしか生息しないカイ栓菌(学術名trametes robiniophila murr)から抽出したエキス顆粒です。

中国ではカイジは古来から使用されてきた生薬のひとつです。
天然のカイジは非常に希少であり、乱獲の防止と安定的な生産の面から、現在では中国国内工場での完全栽培・製品化がおこなわれています。
中国政府と民間が強力に提携し、徹底した品質管理が行われています。


★カイジの抗腫瘍効果に対する基礎研究が進められています

カイジにはガン細胞に対する①直接的効果と②間接的効果があることが基礎研究により判明しています※1
①直接的効果:細胞分化抑制、細胞死の誘導、転移の抑制、血管新生の抑制
②間接的効果:CD4陽性T細胞およびナチュラルキラー細胞の動員、マクロファージの機能の調整、免疫を活性化するサイトカインの増加

※1 Cancer Management and Research 2019:11 1541-1549

このようにカイジの研究は日進月歩で進んでいます。

★中国での臨床試験で肝臓がんに対する効果が確認されました

カイジの抗がん効果は、中国において約1000例の肝臓癌を対象にした臨床試験で確認され、保険適応になりました。結果をまとめた論文は世界的に著名なGut(ガット)という医学雑誌に掲載され、注目を集めました(ページ下方で論文をご紹介しています)
現在では中国内外において乳癌、肺癌、大腸癌など、複数のがんに対する臨床研究が進んでいます。

日本には食品として輸入されています。主成分はPS-T(Polysaccharide-Trametes robiniophilal Murr) という6種類の糖と18種類のアミノ酸が結合した多糖蛋白です。そのほか、20種類以上のミネラルが含まれています。

★カイジは米国国立がん研究所のNCIシソーラス(薬辞典)にも登録されています

「Trametes robiniophila murr(カイジ)の水抽出物を含む顆粒から成る経口の生物学的に利用可能な伝統的漢方薬。槐の老木に見られるキノコで、抗腫瘍活性と抗血管新生活性活性の可能性がある。カイジがその効果を発揮する正確な作用機序はほとんど知られていないが、投与時にこの薬剤は細胞周期停止とアポトーシスを誘導し、発がんと血管新生に関与する種々のシグナル伝達経路の調節を介して感受性がん細胞の増殖と転移を阻害する。」と説明されています(登録コード C125001)。

☆☆☆カイジはこのようなお悩みにオススメです☆☆☆
・病気の再発防止や未病対策をお考えのかた
・アレルギーでお悩みのかた
・慢性疾患や消耗性疾患の治療に取り組んでいるかた

カイジ顆粒各製品は健康食品です。お茶としてご利用いただき、日々の健康づくりにお役立てください。
中国では肝臓がんの治療として1回20g、1日2回の内服が標準的な使用量ですが、内服量が増えると下痢を起こしやすくなります。まずは1日6gから開始し、体調を確認ながら1日20gまで増量しましょう。

再発防止や未病対策をお考えのかたにはこちら
カイジ顆粒(3g×30包)  16,100円(税込)

本気で取り組むかた、量を必要としているかたにはこちら
スーパーカイジ(20g×90包)  198,000円(税込)
ハーフサイズもあります
Dr.カイジ(20g×45包)  99800円(税込)


◎カイジに関する医学研究のご紹介◎

アメリカ国立生物工学情報センター(NCBI)のBIOPROJECTとして、カイジの大腸がん(結腸直腸がん)に対する研究が登録されました!
ID 779544 - BioProject - NCBI (nih.gov)

「乳がんに対する中国伝統医学カイジ(Huaier Granule)の効果についてのメタ解析」 
 Biosci Rep. 2020 Aug 28;40(8)
 <内容>
 27の臨床試験、2562名の乳がん患者に対するカイジ(Huaier Granule)の効果を解析。
 乳がんの標準的治療とカイジ(Huaier Granule)を併用した場合に全生存期間(および
 2年・3年・5年生存期間)、生活の質(QOL)、無再発生存期間(1年・2年・3年・5年)
 の改善。免疫細胞の増強(CD3+細胞、CD4+細胞、ナチュラルキラー細胞の増加)。
 <結語>
 乳がんの標準的治とカイジ(Huaier Granule)を併用することは、通常の標準的治療のみで
 治療するよりも効果的である。


「肝細胞癌(HCC)根治切除後の再発に対するカイジ(Huaier Granule)の効果(多施設・盲検臨床試験)」 
 Gut. 2018 Nov;67(11):2006-2016
 <内容>
 39施設1044人の肝細胞癌の患者をカイジ(Huaier Granule)投与群と比較対照群に2:1で
 分けて予後を解析(最長96週間)。
 カイジ投与群は無再発生存期間(75.5週 vs 68.5週)、無再発率(62.39% vs 49.05%)、
 生存率(95.19% vs 91.46%)、肝外再発率(8.6% vs 13.61%)において勝っていた。
 <結語>
 カイジ(Huaier Granule)は肝細胞癌の根治切除後、再発予防治療として無再発生存期間を
 延長し、肝外再発を減少させた。


「トリプルネガティブ乳がんに対する術後治療としてのカイジ(Huaier Granules)の臨床研究」
 Gland Surg. 2019 Dec;8(6):758-765
 <内容>
 非定型乳房切除術を受けた201人のトリプルネガティブ乳がん(TNBC)患者を無作為に2群に
 分け、片方の群には通常の化学療法と並行してカイジ(Huaier Granules)を投与。
 対象症例全体では無再発率・全生存率は2群間で差がなかった。
 StageⅢの患者においてカイジ投与群は5年無再発生存率(81.3% vs 53.8%)、全生存率
 (65.4% vs 87.5%)において勝っていた。
 カイジ6ヵ月使用例では10例が再発したのに対し、18ヵ月使用例では3例のみ再発した。
 <結語>
 カイジ(Huaier Granules)はトリプルネガティブ乳がんの術後補助療法として重要な役割を
 担う可能性がある。
 特に中~高度進行症例における無再発生存率と全生存率の改善に効果的である。


「軽~中症乾癬に対するカイジ(Huaier)の効果(二重盲検比較試験)」
 Biomed Res Int. 2018 Aug 29;2018:2372895.
 <内容>
 軽~中症乾癬の患者を無作為に2群に分けカイジを投与する二重盲検比較試験。
 カイジ(Huaier)投与群では4週後の「乾癬領域および重症度指数(PASI)」「乾癬の面積」
 「医師による総合評価指数(sPGA)」「皮膚科学的生活の質指数(DLQI)」を認めた。
 <結語>
 カイジ(Huaier)は乾癬の治療に有効である可能性がある。


「Trametes robiniophila Murr:抗腫瘍能力を有する中国伝統医学薬」
Cancer Management and Research 2019:11 1541-1549

今後も臨床試験を中心にカイジに関する医学研究を随時ご紹介いたします。
カイジに関するご質問は、お問い合わせフォームからメールにてご連絡ください。
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