群馬には「女性専用脱毛症外来」がなかったので当院で始めりました!
「髪は女性の命」と言うとおり、女性にとって脱毛症は文字通り存亡の危機です!
男性の壮年性脱毛症(AGA)はあちこちに専門外来があるというのに、なぜか群馬には女性の脱毛症専門外来がありませんでした😢
漢方はそれこそ1000年以上も前から女性の脱毛症の治療に携わってきました。
まず、漢方において、髪の毛は「血余(けつよ)」であるといいます。人体を構成する物質的基盤である「血(けつ)」の余剰分であるとされています。すなわち脱毛症や薄毛とは「血」の不足である「血虚(けっきょ)」という状態を反映していると考えます。血虚の治療薬であり脱毛症に応用される漢方薬としては四物湯や十全大補湯があります。
脱毛症対策として、頭皮の血行が重要であるという話を見かけたことはありませんか?
頭皮の血行が悪くなれば、栄養も行き届かなくなるので毛根の細胞たちも弱ってしまいます。特に毛細血管レベルでの血行不良のことを、漢方では「瘀血(おけつ)」と言います。瘀血対策としては桂枝茯苓丸という漢方薬を筆頭として、随伴症状に応じてさまざまな漢方薬が使用されます。
頭皮の血行障害の原因として、年齢的な理由や運動不足などの理由もありますが、ストレス(精神的負担・心労)という要因もあります。
ストレス関連の諸症状に対しては柴胡(さいこ)という生薬を中心とした漢方薬が利用されることが多いのですが、精神的不調に対する漢方薬は実に多種多様であるため、漢方専門医の腕の見せ所でもあります。脱毛症という点で使用されることが多い漢方薬としては加味逍遙散、柴胡加竜骨牡蠣湯、桂枝加竜骨牡蛎湯などがあります。
また、老化現象としての脱毛症もあります。脱毛症というより、髪の毛が細く弱くなって抜けやすくなるということでしょうか。
老化現象には「腎(じん)」という五臓のうちの一つが関与しています。解剖学的な腎臓ということではなく、老化や成長、新陳代謝などに関する生理機能をまとめて「腎」のはたらきと分類しているのです。加齢や過労による「腎」の衰えに対しては六味丸や八味地黄丸という漢方薬が臨床応用される場面が多いですね。
このように多種多様な漢方薬が脱毛症対策として使用されてきました。今も昔も女性にとって脱毛症や薄毛は大問題だったことが分かりますね。
女性の脱毛症に対する自費診療も取り揃えています。
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女性の髪のお悩みもお気軽にご相談ください。