台風が発生したとき・近づいてきたとき、雨が降っているとき、季節の変わり目、このようなタイミングで体調を崩しやすいひとがいます。
漢方医学的には天候による影響で体調が悪化する場合に「水滞(すいたい)」という病態を中心に考えます。体の中の水のめぐりの異常を意味する病態です。
顔や足のむくみはもっともイメージしやすい水滞の症状です。
その他にも、頭痛や耳鳴り、下痢、尿量の減少なども水滞の症状である場合があります。
<水滞の治療に使用する主な漢方薬>
◎五苓散(ごれいさん)
◎半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)
◎苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)