よくあるご質問に関するQ&Aです。
Q1. 漢方診療は保険が使えますか?
A. はい、当院の漢方診療は健康保険が適用されます。
医師が診察のうえ、保険適用可能な漢方薬(エキス剤)を処方いたします。
再診や処方のたびに保険証をご提示ください。
Q2. どのような症状で漢方治療が受けられますか?
A. 幅広いお悩みに対応可能です。
例えば:
慢性的な疲れ・冷え・だるさ
頭痛・肩こり・腰痛などの痛み
更年期障害・月経不順
アレルギー性鼻炎・花粉症
不眠・ストレス・自律神経失調症
胃腸の不調・便秘・下痢
風邪をひきやすい・体調を崩しやすい など
漢方は体質全体を整える治療法なので、西洋医学では改善しにくい症状にもアプローチできます。
Q3. 初診時には何が必要ですか?
A. 健康保険証をご持参ください。
可能であれば以下もご用意いただくとスムーズです:
お薬手帳または現在の服薬内容
他院での検査結果(お持ちの方)
症状の経過メモ(任意)
Q4. 保険診療で処方される漢方薬はどんなものですか?
A. 保険適用のエキス製剤(顆粒または細粒)を処方します。
ツムラ・クラシエ・コタローなどの漢方製薬会社が製造する、医療用漢方エキス剤です。
粉薬が主ですが、内服しやすいように工夫されており、多くの方に安心してご利用いただいています。
Q5. 漢方薬の副作用はありますか?
A. 一般的に副作用は少ないですが、ゼロではありません。
自然由来とはいえ、体質や併用薬によっては下記のような副作用が生じる場合があります:
胃の不快感・下痢・発疹
肝機能や腎機能への影響(まれ)
当院では副作用リスクを考慮しながら丁寧に処方いたしますので、体調変化があればすぐにご相談ください。
Q6. どのくらいの期間で効果が出ますか?
A. 体質や症状によって異なりますが、
目安としては、1〜3ヶ月程度の継続服用で変化を実感される方が多いです。
ただし、即効性があるケースもありますし、長期的な体質改善が必要な場合もあります。
Q7. 漢方薬と西洋薬は併用できますか?
A. はい、多くの場合は併用可能です。
当院では現在の服薬内容や体質を確認した上で安全な併用を検討します。
※服用中のお薬がある方は、お薬手帳をご持参ください。
Q8. 自費診療(美容点滴やサプリメント相談など)と保険診療は併用できますか?
A. はい、可能です。
当院では、保険診療による漢方治療をベースにしながら、必要に応じて自費の補助療法(点滴療法やサプリ相談など)をご提案することもあります。
ご希望があれば、診察時にお気軽にお声がけください。
Q9. 小学生や高齢者でも漢方薬は使えますか?
A. はい、年齢を問わず処方可能です。
ただし、体重や体力に応じた処方設計が必要となります。
特にお子様や高齢者の方には、負担の少ない形で調整いたしますのでご安心ください。
Q10. 何科にかかればよいのか迷っています。漢方だけでも診てもらえますか?
A. はい、当院は「漢方内科」として初診から漢方を中心に診察いたします。
他院で改善がみられなかった症状や、体質の見直しをしたい方もご相談ください。
必要があれば、検査や他科への紹介も対応しております。