外科医として手術をこなす日々の中で、本来提供されるべきなのに後回しにされている医療があること、患者さんの心のケアのためにきちんと向き合う時間が必要なこと、そして「医療にはもっと選択肢があってもいいはず」という想いが芽生えるようになりました。
「西洋医学は疾病の症状を抑え込んでいるだけで、根本的に病気を治していない」と言われます。
その一方で、多くの癌や慢性疾患の患者さんたちが「自分の病気を治すために自分には何ができるか」を知らずに医療に依存している現状があります。
わたしはこのような状況において「第三の選択肢を提示したい」と感じるようになりましたが、今の日本の医療体制ではそれは困難です。