新前橋すこやか内科・漢方内科クリニック|内科・漢方内科、外科、補完・代替医療(自由診療)

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円形脱毛症の漢方治療

脱毛症にもさまざまなタイプがありますが、漢方では髪の毛のことを血余(けつよ)と表現します。

血(けつ)とは肉体的な材料や栄養を意味する概念です。
肉体的な材料がたっぷりあり、栄養も十分であれば肌の艶もよいし爪もきれいだし髪の毛もフサフサでしょうというわけです。

したがって、脱毛症の場合には血虚(けっきょ)という血(けつ)の不足を原因と考えます。
血虚に対する基本的な治療薬は「四物湯(しもつとう)」という漢方薬です。
4種類の生薬で構成されているので四物湯という、分かりやすいような安直なようなネーミングです。

四物湯は非常に重要な働きをするとても良い漢方薬なのですが、現代では単独で使うことは少なく、ほかの漢方薬と併用したり、四物湯から派生した漢方薬の方がよく利用されています。

また、脱毛症に関して言えば四物湯だけで治療することは少なく、ほかの症状や体質、全身状態などを考慮したうえで漢方薬を選択します。

ストレスによる脱毛症…特に円形脱毛症については漢方薬の治療効果が表れやすいようで、専門書にも円形脱毛症に関する記述は多くみられます。
もともと神経過敏なところがあり、体力もある人がストレス環境下に置かれている…日本のサラリーマン的なイメージの人の脱毛症では柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)あたりが本命です。バリバリ働いている一方で、少しずつ消耗していってしまうのですね。

一方、もともとナイーブでどちらかと言えばナヨナヨしたタイプの人の脱毛症では桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)を使用します。急にドキドキしやすく、睡眠中も夢をよく見ます。心の疲れが症状として現れてくるのでしょうね。

同じくストレスに耐えていても脱毛以外に便秘や皮膚疾患、のぼせなど多彩な症状がある場合には加味逍遙散(かみしょうようさん)という漢方薬を使用します。

本格的に不安神経症という感じになってくると半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)の方が適しているでしょう。

これらの漢方薬の使い分けは、症状が似ていても漢方医学的な病態の重心がどこにあって、病気のベクトルがどんな向きにあるかを考えながら選びます。
まさしく、漢方がセミオーダーメイド医学といわれる所以ですね。

「髪は女性の命」という言葉がありますが、脱毛症でも女性の方が治療効果が出やすい印象があります。男性にはAGAもありますし、男性の方が基本的に禿げやすいという生物学的な運命なのかもしれません。

江戸時代などは髷を結っていたのでAGAでもそれほど目立たなかったのでしょうか?

ちなみにAGAに効く漢方薬というのを個人的にはまだ見つけられていません。保険外診療の漢方薬や中医学の薬にはあるのかもしれませんが、費用対効果を考えると保険診療の漢方薬でなんとかできないものかと考えてしまします。


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