新前橋すこやか内科・漢方内科クリニック|内科・漢方内科、外科、補完・代替医療(自由診療)

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健康のこと、日常のことなどを発信しています。

朝がニガテ!

2021/3/30
新学期や新生活の始まる季節が訪れました。

コロナ禍において在宅勤務やオンライン授業が増えたとはいえ、私の周囲でも転勤や進学のためお引越しされるかたがいらっしゃいます。

ショッピングセンターなど行くと、新生活用の家具や雑貨、家電のバーゲンセールをしていますし、大量に買い物をしているご家族を見かけます。

つい自分が大学進学したときのことを思い出してしまい、歳をとったんだなぁと溜息が出てしまいます。

青春という言葉があり、気持ちが沈んでいるときのことを「ブルー(blue)」と表現する通り、春先とは気分の変調を起こしやすく、うつ病のひとは症状が悪化しやすい時期です。

「春眠暁を覚えず」とはよく言ったもので、この季節は朝寝が心地よいものです。許されるならいつまでも眠っていたくなってしまいますね。

学生時代のマイペースな生活リズムに慣れきってしまっていると、新生活のリズムに合わせて朝起きるのがつらいものです。

特に夜型のひとは朝が苦手なのではないでしょうか?
夜型ではなくても「朝は低血圧でニガテで…」という女性も多い気がします。

そんな朝が苦手な人用の漢方薬というのも存在します。
苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)」という漢方薬です。

茯苓(ぶくりょう)、桂枝(けいし)、白朮(びゃくじゅつ)、甘草(かんぞう)の4種類の生薬で構成されており、それぞれ一文字ずつ取って組み合わせた名前です。

この漢方薬は気(き)と水(すい)が本来の流れる向きとは逆行して上昇してしまうために生じる起立性めまいや呼吸促拍症状を治療する薬です。

こういうことから学校の朝礼などで倒れてしまう起立性低血圧(いわゆる脳貧血)などにもよく使用します。

本当に低血圧のご高齢の女性に使用した経験もあります。
入院時は上の血圧が60くらいで、自覚症状もなく原因疾患もない「本態性低血圧」でした。
西洋医学の昇圧剤と苓桂朮甘湯を併用し、血圧が上がってきたら昇圧剤を徐々に減らして漢方薬だけにしました。
半年くらいかかりましたが血圧が安定してリハビリができるようになり、自宅退院できました。
この時は「漢方ってすごいなぁ」と感心しました。

苓桂朮甘湯が適する病態の中心としては胃に水が停滞していることによります。
胃に水が溜まっていると、上から下降してきた気の流れがせき止められてしまい、逆流してしまうイメージです。

基本的には胃がよわいのでこのようになります。

苓桂朮甘湯の状態に、さらに血虚という肉体的な消耗や材料不足のような状態が重なった場合には苓桂朮甘湯に四物湯(しもつとう)を加えた連珠飲(れんじゅいん)という漢方薬があります。

こちらは保険診療のエキス剤には存在しないので、2種類を組み合わせて使用することになります。

今回ご紹介した「朝がニガテなひと」のことを漢方業界では「フクロウ型」と表現します。夜行性の鳥ですので、イメージしやすいのですね。

この「フクロウ型」という言葉は久留米大学に「フクロウ外来」という漢方外来があることで認知度が高まりました。

ちなみに朝型のひとは「ヒバリ型」と表現します。
フクロウやヒバリに特別な意味があるというより、表現としてのイメージしやすさ、まさしく文化や習慣から生じている言葉ですね。

フクロウ型のみなさんには苓桂朮甘湯で新生活をサポートしていきたいと思うのですが、しかし、生活習慣の改善も重要です。

「自分は夜型だ」と言い訳して不健康な生活習慣を送っていないでしょうか?
「早寝早起き病知らず」という言葉がある通り、健康的な生活習慣のうえに健康が作られるのです。


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舌が白くなった!ねばねばして気持ち悪い!

2021/3/22
最近は舌の美しさに関心のある人が増えているようです。
舌ミガキというものも市販されているようですね。

漢方外来ではときどき「舌が白くなった」という症状で受診されるかたがいらっしゃいます。

実際には舌そのものが白くなったのではなく、舌苔(ぜったい)が白くなっている状態です。舌苔があることは正常なことなのですが、それが正常よりも白く分厚くなっているのです。

こんな状態では多くのひとが「口が苦い」とか「口がねばねばする」という感覚も覚えるようです。

西洋医学的にどう表現・診断するべきかちょっと思いつかないのですが、漢方ではどのような状態か察しがつきます。

漢方では舌苔の診察もおこないます。

白く分厚くなった舌苔はストレスがかかっているときや体表よりもやや深いレベルに炎症が生じている状態(少陽病)です。

漢方ではこういう舌苔のときには柴胡(さいこ)という生薬を中心とした漢方薬を使用することが常套手段です。

基本となる薬は小柴胡湯(しょうさいことう)という漢方薬で、非常に応用の利く漢方薬です。柴胡〇〇湯という名前の漢方薬は小柴胡湯の親戚ですし、ほかの漢方薬とセットとして確立した柴朴湯(小柴胡湯と半夏厚朴湯)や柴苓湯(小柴胡湯と五苓散)などの漢方薬もあります。

これらの漢方薬は「柴胡剤(さいこざい)」と呼ばれ、日本ではとてもたくさん使われている漢方薬のグループです。

鑑別しなければならないのは口腔カンジダ症でしょう。
口腔カンジダ症になるということは口腔内の細菌叢がだいぶ乱れている、あるいは体の免疫力が低下している状態です。何かもっと重大な疾患がどこかにある可能性を考えなければなりません。

尚、カンジダ菌はカビの一種ですが、口から食道の範囲の常在菌ですので存在そのものはあまり心配しなくてよいと思います。
(ときどき常在菌であるカンジダ菌を必死に治療する先生を見かけることもあるのですが…)

小柴胡湯はかつて慢性肝炎に対して濫用されたことがありました。
その結果、間質性肺炎という重大な副作用が数多く発生し、一時期、漢方薬はだいぶ批判をされました。

悪く言うつもりはありませんが、このような事態が発生してしまったのは漢方薬に精通していない医師が小柴胡湯をむやみやたらに使用したからです。

小柴胡湯を慢性肝炎に使うことはできますが、それは小柴胡湯が効くと考えられる状態の患者さんに対してだけです。慢性肝炎という診断のついた患者さん全員に小柴胡湯を使用することは、小柴胡湯の使い方としては間違っているのです。このような処方の仕方を病名投与といいます。
漢方薬の性質は理解していないけれど保険病名が合っているので処方をしてしまうのです。

漢方薬といえど間違った使い方をすれば重篤な副作用を誘発してしまう可能性が高くなります。

漢方薬は一般薬に比べて「自然で安全」というイメージを抱いているかたがたくさんいらっしゃいます。
その考えは間違いではありませんが、人間の体に作用するなんらかの薬効成分が含まれているわけですから、なんらかの副作用が生じる可能性があることだけは覚えておいていただければと思います。 

良くも悪くも、漢方薬は「その道のプロ」が処方することで効果を発揮します。
一度、漢方で治療して失敗しても、別の漢方医のところで治療したらうまくいったということも日常的にあります。

上記の通り、漢方薬には基本形から派生した類縁処方薬のグループが存在します。
ほんの少しの生薬の足し引きで、その人に効くかどうか、副作用が出るかどうかが変わってくるのです。

漢方薬がオーダーメイド医療として進化・発展してきた証拠なのでしょうね。


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めまいを胃薬で治す

2021/3/16
めまいは直接的には命にかかわらないものの、症状があらわれると日常生活に大きな支障をもたらします。

ほとんどのめまいは耳(およびその周囲の器官)が原因の末梢性めまいですが、脳が原因の中枢性めまいもあるため、めまい症状が出現した場合には適切な検査を受けることが必要です。

耳鼻科での診察や頭部MRIで隠れた疾患を見落とさないよう工夫が必要です。

めまいが出現すると、立っていることも横になって休んでいることも苦痛になってしまいます。また、気持ち悪くなって何度も嘔吐してしまうこともあるため、救急車で来院される患者さんもたくさんいらっしゃいます。

めまいが今まさに出現しているときには西洋医学的な対応をしておくのが無難です。
とくにゲロゲロと吐いている人には点滴薬などでとりあえず症状を軽くしてあげることを優先すべきでしょう。

めまい発作がいったん落ち着き、でもいつかまためまいが来るだろう…という状況では漢方薬が活躍してくれます。
特に日常的に西洋薬のめまい薬を飲んでいるのにやはりめまいが出てしまうという場合には漢方薬がおすすめです。

東洋医学的にはめまいを起こしやすい体質が何パターンかあります。
めまいがどんな時に出現しやすいか、グルグル回る回転性か、フワフワと浮いているような浮動性か、耳鳴りはあるか、吐き気はあるかなどを基に鑑別していきます。

たいていのめまいは水の巡りの異常と関係しているのですが、水の巡りの異常がおきる原因まで考えるべき場合があります。
水の異常が関与しているひとでは、天気が悪くなるときや季節の変わり目などに体調をくずしやすいという傾向があります。

一般的にはあまり注目されないことなのですが、東洋医学では胃の不調があると気や水の巡りに異常が生じると考えます。頭部にたまった気や水が、胃に問題があるせいで下に降りていけないというイメージです。

胃の不調が原因のめまいには「半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)」という漢方薬を使用することがあります。

この漢方薬はめまいの漢方薬として有名なのですが、「あまり効かない」ということでも有名な漢方薬です。

なぜ効かないかというとこの漢方薬が胃の不調を治す漢方薬だからです。

胃が弱っているせいで水の巡りに支障があり、頭の方へ逆流してしまうために生じるめまいや頭痛、耳鳴りなどを治療するのです。

この点を知っていないと、胃腸が丈夫なメニエール病の人に処方して「やっぱり漢方は効かない」という結果になってしまうのです。

今回は、めまいを胃薬で治すお話でした。
「頭痛に胃薬を」というシリーズとなんとなく似ている話ではないでしょうか?

漢方では胃腸の健康がその他すべての健康の土台になっていることがわかりますね。


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更年期障害とむずむず脚症候群の話

2021/3/9
むずむず脚症候群は、じっとしたときや横になった際に下肢を中心にさまざまな不快な症状が生じる原因不明の疾病です。不快な感覚が続くので足をもぞもぞと動かし続けるため、英語ではrestless syndrome(休みのない脚、絶え間ない脚)と、わかりやすい命名がされています。

名前の通り「むずむず」するほかに「チクチク」した痛みや火照る感じ、虫が這うような不快感などなど症状の表現は多彩ですが、共通することはとにかく不快な症状が続いて止めることができないということです。また、そのせいで不眠症になってしまうこともあります。

現時点で明確な原因がわかっておらず、発症のきっかけも人それぞれとされています。

治療方法として確立されたものはありませんが、脳内の神経伝達物質を調整する薬の効果が確認されています。しかし、こういった薬は本来パーキンソン症候群やてんかんなどに使用される薬であり、薬剤の血中濃度の管理の必要性や副作用もあるため気楽に使用することができません。
つまり、西洋医学では根本的な解決策が見いだせていない状態です。

私の過去の治療経験をご紹介いたします。

ある女性がホットフラッシュ(急に生じるのぼせ)と疲れやすさなどの更年期症状で受診されました。
数年前から体のあちこちが筋肉痛のように痛くなり、精査したものの原因を特定できなかったとのことです。

漢方的な診察をいたしまして、もともとの体質として血虚と水滞(肉体的な消耗や不足と水分分布の偏り)があり、更年期のため瘀血(微小な血行循環のわるさ)があると考えました。
市販薬のような構成になってしまいましたが「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」と「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」という漢方薬を併用して治療を開始いたしました。

むずむず脚症候群の症状については更年期症状がコントロールできるようになったら治療方法を考えようと思っていました。

2週間後に再診でいらっしゃったときには更年期症状に若干の改善が認められました。
それとともに「この2週間、むずむず脚症候群の症状は起きていない」とお話されておりました。

これだけでは半信半疑だったのですが、さらに1ヵ月後に来院された際には脚がつることもなく、むずむず脚症候群の症状を感じることもなくなったとのことでした。更年期症状についても、冷えを感じることもなくなり、ホットフラッシュも軽減され、発汗やのぼせにより生活に支障がでることもなくなっていました。

もともとの体質や更年期症状の治療だけに集中していたのですが、むずむず脚症候群についても治療開始当初から改善を認めました。これは予想外のことでしたのでとても驚きました。

血虚や瘀血は肉体的な物質の不足や、微小な血行循環の問題であると考えらえています。
今回ご紹介したケースの場合では当帰芍薬散と桂枝茯苓丸のどちらがむずむず脚症候群に対して効果があったのかはわかりません。もしかしたら両方でうまく働いてくれて効果が出たのかもしれません。

考察すべき点は、むずむず脚症候群が漢方でいうところの「血(けつ)」の関与している病態の可能性がある(そういうむずむず脚症候群がある)ということだろうと思います。

血虚の特徴的な症状は、こむら返りしやすい(足がよく攣る)、乾燥肌、爪が割れやすい、目の疲れ、顔色などの血色がわるい、不安感、髪が抜けやすい、集中力が落ちたなどです。

瘀血の特徴的な症状は、目の下にクマができやすい、シミが多い、肩こり、舌の裏の静脈が怒張している、クモの巣のような血管拡張がある、内痔核があるなどです。

また、水滞の場合には浮腫みやすい、低気圧がくると体調が崩れる、手足が常に湿っている、舌が全体的に白っぽくて腫れぼったいなどの症状がポイントです。

当帰芍薬散は血虚と水滞が重なったひと向きの漢方薬です。
どちらかといえば虚弱な体質で、肌も青白くて病弱なイメージです。「当芍美人(とうしゃくびじん)」という言葉がありまして、色白で病弱だけどスラっとして美人な女性に当帰芍薬散体質の人が多いと言われています。時代劇などで不遇な浪人の恋人役として登場する不運な悲劇のヒロインがこういう感じの女性です。
しかし、本来の当帰芍薬散体質はやや水太りで体格もわりとぽっちゃりした感じだという説もあります。
一体どちらが真相なのでしょうね?

桂枝茯苓丸はお血治療の標準的な漢方薬です。
標準的というのは体力が中等度だという意味です。お血を治す薬(駆お血剤)を使用するとお腹が下ることがよくあります。固まった(けつ)を砕いて便通をよくして捨てるという効き方をするからなのですが、体力が落ちている人に桂枝茯苓丸を使用すると下痢がダーッとつづいて疲弊してしまいます。
駆お血剤にはこういうところがあるので注意して使用しなければなりません。

むずむず脚症候群の病態がなんだったのか、今回の話だけではまったくわかりませんが、血(けつ)の異常という要素はありそうです。
こういうところから病態の解明ができるととても面白いですね。


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急にドキドキ!苦しくて死にそう!パニック発作!

2021/3/2
日常生活のなかで突然、不安感や恐怖感におそわれ、胸はドキドキ、息はハァハァ、冷や汗が出てめまいもする、目の前がだんだん暗くなってきて「もしかしたらこのまま死んでしまうんじゃないか?」と心配になる…

これはパニック発作あるいは過換気症候群と言われる症状です。
身体的な原因があるわけではないものの、日常生活のなかで発作的に交感神経のスイッチがONになってしまい呼吸困難、動悸、息切れ、しびれ、不安・焦燥感などの症状が出現します。
最近では脳内ホルモンのセロトニンとノルアドレナリンが中心的に関与していると考えられています。

パニック障害は症状が出現する状況によってさらに細かく分けることもできます。
発作が起きることが心配になってしまい、それまでの日常生活に支障が出るような場合を予期不安といいます。また、そのために買い物にでかけられなくなったり、人が大勢いる場所を避けるようになる状況を広場恐怖といいます。

パニック発作の症状には「甘麦大棗湯(かんばくたいそうとう)」という漢方薬を使用することが多いと思います。興奮しやすく、急にドキドキして過呼吸になりやすい人に向いています。

名前からしてとても味が良さそうな漢方薬だとは思いませんか?
甘麦大棗湯は小麦と甘草と大棗の三種類の生薬からできています。材料だけみるとデザートみたいな漢方薬ですが、「ストレスがたまったら甘いものを食べて発散する!」という人も多いので、なんとなくイメージできるのではないでしょうか?

甘麦大棗湯を中心に、症状に合わせて他の漢方薬を組み合わせることもあります。

気分の落ちこみや眠りの質の低下のため不快な夢をよく見る、抜け毛が増えて神経も過敏になり、物音などにビクッとしやすいなどの症状のある場合には「桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)」を組み合わせます。

ドキドキ感とともにふらつきや立ちくらみなどの症状が目立つ場合には「苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)」という漢方薬を組み合わせます。起立性低血圧にもよく使う漢方薬ですので、朝がニガテという人にも向いています。

甘麦大棗湯と苓桂朮甘湯を組み合わせると、苓桂甘棗湯(りょうけいかんそうとう)という別の漢方薬とよく似たものになります。この苓桂甘棗湯には「奔豚湯(ほんとんとう)」という別名があるのですが、お腹のあたりからドキドキが始まって胸から喉にむかって突き抜けていくような症状に対して処方します。動悸が昇っていく感覚が、まるで豚が走り抜けていくようなドタドタと勢いのある感じということで命名されました。

とても分かりやすいネーミングですが、古代の漢方医がどこまで洒落でどこまで真剣なのかちょっと考えてしまいますね。

パニック発作と似ていても、緊張のために心臓がドキドキして呼吸が荒くなるのはストレスに対する自然な反応です。
人前で何か発表しなければいけないとか、受験で緊張するなどの場面では誰しも緊張してしまうものです。
しかし、もともと神経過敏であったり、緊張しやすかったりする場合には「四逆散(しぎゃくさん)」という漢方薬が心を鎮めてくれるかもしれません。
あがり症の人にはとても効果的だと思います。

こうして記事にするとパニック障害の治療もとても簡単そうに見えるのですが、実際には症状と効果を確認して微調整していかねばならず頭を悩ませる日々が続いています。

とはいえ現代人の悩みと思われがちなパニック障害に対してもすでに漢方薬という解決策が用意されているのですから、2000年前も現代も、人間の悩みはよく似たものなのでしょうね。


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