新前橋すこやか内科・漢方内科クリニック|内科・漢方内科、外科、補完・代替医療(自由診療)

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7月1日は半夏生

7月1日は「半夏生(はんげしょう)」という季節の節目です。これは、雑節のひとつで、夏至から数えて11日目頃にあたります。農家にとっては田植えの締めくくりの時期であり、自然のリズムとともに生活していた昔の人々にとって大切な目印でした。

半夏生の「半夏」は漢方薬の生薬です。
和名はカラスビシャク。サトイモ科の塊茎です。まさしく半夏生の頃によく生じてきます。作用としては制吐作用、鎮咳去痰作用、鎮静作用などがあります。
数多くの漢方薬に組み込まれていますが、とりすぎると嘔気を生じることがありやや有毒性とされています。

通常ならこの時期は梅雨が続き、気温と湿度がともに高くなります。
漢方では、このような「湿邪(しつじゃ)」が体に入り込むことで、さまざまな不調を引き起こすと考えます。特に胃腸(脾胃)の働きが弱りやすく、食欲不振、胃もたれ、倦怠感、むくみ、頭重感などの症状が現れる方が増えてきます。

こうした季節には湿気を払い、胃腸の働きを助ける食材や生活習慣を取り入れることで、体調を崩すことを防ぐことができます。
たとえば、はと麦、とうもろこしのひげ茶、小豆、生姜、紫蘇などの利水・健脾作用を持つ食材は、湿を外に出し、消化機能を整えるのに役立ちます。また、冷たい飲食を避け、温かいお粥やスープを摂ることも、脾胃の負担軽減に効果的です。

さらに、軽い散歩やゆったりとした入浴で汗をかき、体内の湿を外へ出すのも良い養生法です。ただし、過度な運動や冷房の当たりすぎには注意が必要です。

「半夏生」は単なる暦の名前ではなく、自然と身体のバランスを見つめ直すきっかけとなる時期です。日々の生活に少しだけ漢方の知恵を取り入れ、自分の体と丁寧に向き合ってみてはいかがでしょうか。

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