新前橋すこやか内科・漢方内科クリニック|内科・漢方内科、外科、補完・代替医療(自由診療)

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こどもの夜尿症(おねしょ)

子供のころの「おねしょ(夜尿症)」の記憶は
恥ずかしくもあり、懐かしくもある微笑ましいものではないでしょうか。

昔は「布団にシミをつくった」とか「地図を描いた」などと言いましたが
今どきはベッドで寝るご家庭の方が圧倒的に多いのでしょうか?

一般的に、おねしょは子供が成長すれば徐々になくなると言います。
だから別に気にする必要もないし、ましてや子供を叱責する必要もないのですが、ごくまれに中学生になってもおねしょが治らない方がいらっしゃいます。 
このような場合、ご本人の精神的苦痛や劣等感に加えて社会生活にまで支障を来してしまう可能性がありますので、なんとかしてあげたいものです。

子供のおねしょに使用する代表的な漢方薬といえば小建中湯(しょうけんちゅうとう)桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)です。
名前は全然ちがうのですが、どちらも桂枝湯(けいしとう)という漢方薬の基本にして起源のような薬から派生したものです。なので親戚関係にある薬です。

小建中湯を処方するのは、お腹がよわくてナイーブなお子さんが典型的なイメージです。
漢方薬の解説書を読んでみると、虚弱な子供の慢性疲労症候群や過敏性腸症候群、登校拒否、夜泣きなどにも使用すると書いてあります。
そのほか「お腹にくるカゼ」にもよく使用します。
小建中湯を処方するお子さんは、お腹を診察するときにくすぐったがって笑ってしまうということもしばしばあります。

桂枝加竜骨牡蛎湯は小建中湯の大人バージョンのようなイメージの薬です。
でももちろん、子供のおねしょにも使用します。小建中湯とは薬効の狙いどころが少し異なります。
イメージでいうと、とにかく生真面目でそれでいて弱気で、細かい仕事を目立たないところで一生懸命やっているような方のイメージです。

越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)という薬も夜尿症の適応があります。
越婢加朮湯は関節リウマチや腎炎、ネフローゼに使用するイメージの薬ですが、翼状片という目の病気に使うイメージも定着しているように思います。
以前、当院のブログでは「目の症状が強い花粉症」に使用することも投稿しました。

苓姜朮甘湯(りょうきょうじゅつかんとう)という薬も夜尿症の適応があります。
この薬は加齢などの理由で腰から下がとても冷えて腰痛や尿漏れをするような場合に使用します。
ですからどちらかと言えばご高齢者の夜尿症に合うのでしょう。
漢方の古典では「まるで腰に大量の小銭をぶらさげているように腰が重い」という主旨の条文が書かれています。
面白いですね。

ちょっとマニアック?な選択肢としては白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)も夜尿症に使うようです。
熱がこもっている方の夜間多尿の場合です。
白虎加人参湯は熱中症対策の漢方として以前にご紹介しました。

漢方薬のおもしろいところは、このように一つの漢方がいろいろな症状や疾病の治療に利用されているところです。
漢方薬は、その薬が効くという「証」に合わせて処方するのでこのようなことになります。
本来は、生薬を足したり引いたりしてその人に最適な処方作りを目指すのですが、今は便利なエキス剤ができていてこれらをうまく活用するだけでも十分に効果を出すことができますし、なにより手軽に持ち運んだり毎日煎じなくてよいのは本当にありがたいことです。


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