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人工甘味料には発がんリスクが!

医師向けネットニュースのメールマガジンで「人工甘味料が発がんリスクに」という主旨のメールがありました。

今から10年ほど前に私が周囲の人々に対してこの話をし始めたとき、医療関係者(特に医師)はあまり芳しいリアクションはありませんでしたが一般のかたには驚きとともに好意的に受け入れられたことを思い出します。

人工甘味料が発がんリスクを高めるという話は欧米の科学ジャーナリストなどはかつてから指摘していましたが、このたびフランス国立保健医学研究所の研究で裏付けられたようです。

今回の研究は10万人強のフランス人(成人)の食生活を長期間調査し、人工甘味料の摂取量が多い人では人工甘味料を摂取していない人と比べて、がんのリスクが13%高くなることが示されました。

この研究とは別に、人工甘味料を使用しているゼロカロリー飲料などを多く摂取している人のほうが実は肥満になりやすいことなども指摘されています。アスパルテームやアセスルファムカリウムは依存性も指摘されており、人工甘味料の有害性については基礎研究でも指摘されているため、業界団体がどのような言い訳をしようとも説得力は失われたと言えるでしょう。

20世紀以降、これまでにない頻度でガンが増えました。米国の議会も国を挙げて調査しましたが、19世紀以前と20世紀以降とで何が変わったかといえば世界規模の食品産業による加工食品や化石燃料由来の肥料と農薬を大量に使用する農業の拡大でしょう。あまりにも急激なスピードで世の中が変化しているのです。

この100年くらいの間で、人類はそれまでの2万年間には経験したこともないような特殊な環境や刺激に晒されています。それらすべてが疾病の発生に関与していると考えることがもっとも素直な姿勢でしょう。

しかし、逆に言えば特定の原因を見つけ出すことが困難になりつつあるともいえます。
私たちの生活を便利にしてくれている電化製品などから発せられる電磁波は明らかに人体に悪影響を与えており、さまざまな疾患との関連が明らかではありますが、私たちが生きている空間のほとんどがさまざまな電磁波が入り乱れている空間のため公衆衛生的な疫学調査に限界が生じてしまいます。

農薬などもまたしかりで、日本のように世界でも比にならないほど大量の農薬、殺虫剤、除草剤などを使用している国では日々食べているものの大半が汚染されてしまっています。

こういった、環境中の悪影響が幾重にも重複してしまっているのが現代の社会であるため、増え続けるがん、免疫疾患、アレルギー疾患、精神疾患などのすべての疾患と、これらの変化すべてがそれぞれ一定程度相関していることが直感的にはわかります。

さて、そういうわけで人間がいままで出会ったことのない化合物や加工食品、電磁波などの要因が現代では溢れすぎているため、人間の心身の適合能力を超えてしまっています。そして疾病が増えているのです。

この点でわたしたちは自然に回帰することを考えなければならないのです。
そしてそれと同時に、商業ベースで進められているような健康食品や新しい治療方法に安易に飛びつかないことが重要です。


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