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❄️寒い季節の手足の“しもやけ(凍瘡)”― 漢方で内側から血流を整える

2025/11/23
冬になると手や足が赤く腫れる…それは「凍瘡(しもやけ)」かもしれません

気温が下がる11月後半から3月にかけて、「指先がかゆい」「赤く腫れて痛む」「手足の先が冷たくてジンジンする」といった症状を訴える方が増えてきます。これらは、いわゆるしもやけ(凍瘡)と呼ばれる状態です。

しもやけは、寒さによって血流が悪くなり、皮膚の末梢血管が炎症を起こすことで生じます。
子どもや女性、冷え性の方、血行が悪くなりやすい体質の方に多く見られます。

凍瘡(しもやけ)の原因と仕組み

寒冷刺激を受けると、体は熱を逃さないように血管を収縮させます。
ところが、温かい室内と寒い屋外を頻繁に行き来すると、血管が急激に収縮・拡張を繰り返し、毛細血管の調整機能が乱れることで炎症が生じます。

また、体全体の「冷え」や「血虚(けっきょ)」「気虚(ききょ)」といった体質的な要因も関係します。
つまり、単なる外気の影響だけでなく、体の内側からの“血流の弱さ(血虚)”や“エネルギー不足(気虚・陽虚)”も凍瘡を悪化させるのです。

西洋医学での一般的な対処法

一般的な皮膚科治療では、血流を促すビタミンE軟膏・ヘパリン類似物質外用剤や、炎症を抑える外用薬が用いられます。また、重症例では血管拡張薬(プロスタグランジン製剤など)が処方されることもあります。

ただし、「冷えや体質」によって再発を繰り返す方も多く、根本的な改善には生活習慣や体質ケアが大切です。

🌿漢方で考える凍瘡の原因とアプローチ

漢方では、しもやけは「陽気の不足(陽虚)」や「血行の滞り(瘀血)」によって起こると考えます。さらにこれらの病態の背景には先天的な体質の弱点としての末梢血管の反応性の弱さ(肝血虚)や新陳代謝の低下(腎陽虚)、胃腸虚弱によるエネルギー生産の低さ(脾虚)があると考えます。
冷えにより体の末端に血が届かず、皮膚の新陳代謝が低下して炎症が起こる、という仕組みです。

体質に応じて、次のような漢方薬が用いられます(いずれも保険診療で処方可能です)。

🌸代表的な漢方処方

当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)
…冷えによるしもやけの定番処方。手足の冷感が強く、寒さで痛みやしびれを伴うタイプに。肝血虚による末梢血液循環の不良を改善します。

桂枝加苓朮附湯(けいしかりょうじゅつぶとう)
…冷えとむくみを同時に改善。関節のこわばりや重だるさがある方に使用されるのが一般的ですが、しもやけによる手指の浮腫みや疼痛を軽減する効果も期待されます。

八味地黄丸(はちみじおうがん)
…腎陽虚体質の人の治療薬です。高齢者や冷え性で疲れやすい方に多く使われます。子供の頃からしもやけを発症する人の場合、先天的な新陳代謝の不足(腎陽虚)が隠れている可能性があります。八味地黄丸は地黄を含有しており、胃が弱い方にはやや飲みづらい点に注意が必要です。

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
…血行を良くし、貧血気味・むくみやすい女性に適した処方。どちらかといえば虚弱体質の方に向いています。

これらの処方は、体質・症状に合わせて選ぶことで、再発しにくい体質づくりをサポートします。

🧤しもやけを防ぐための日常ケア

✅急な温度変化を避ける
…冷えた手をすぐにお湯で温めるより、ぬるめの水から徐々に温度を上げるのが理想です。

✅血流を促すマッサージや入浴
…入浴時に手足を軽くもみほぐし、血流を促進しましょう。

✅ビタミンE・B群・鉄分の摂取
…血管の働きを助ける栄養素を意識的に取りましょう。

✅漢方による体質改善
…冷えや血行不良を根本から整えることが、再発予防につながります。


当院では、凍瘡(しもやけ)や手足の冷えの体質相談、血流改善のための漢方処方(保険適用)、食事・入浴・生活習慣の養生指導を行っております。
「毎年冬になると手足が冷えて痛い」「クリームを塗っても改善しない」などのお悩みがある方は、どうぞお気軽にご相談ください。

📍Googleマップで「前橋市 漢方」と検索していただくと、アクセス・診療時間をご確認いただけます。

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🍊11月から始める「高濃度ビタミンC点滴」― 免疫・美容・疲労ケアにおすすめの季節です

2025/11/5
秋から冬への体調変化にご注意を

11月に入り、朝晩の冷え込みが強くなってきました。
この時期は、気温差や乾燥によって風邪や感染症が増える季節です。
また、秋の疲れが残り、肌の乾燥や倦怠感を感じやすい時期でもあります。

そんなときにおすすめなのが、高濃度ビタミンC点滴療法。
体の内側から「免疫力・美容・疲労回復」をトータルでサポートする治療として、今注目されています。

💧高濃度ビタミンC点滴とは?

高濃度ビタミンC点滴は、サプリメントや経口摂取では届かない高濃度のビタミンCを直接血中に届ける治療法です。
経口摂取の10倍以上の血中濃度を得られるため、全身の酸化ストレスに働きかけ、細胞レベルでの抗酸化作用が期待できます。

🌿期待できる主な働き(※一般的に報告されている内容です)

🍋免疫サポート:風邪や感染症に対する抵抗力を保つ

🍋美容ケア:コラーゲン生成を助け、ハリ・透明感をサポート

🍋疲労回復:活性酸素の除去によって疲れにくい体づくりをサポート

🍋ストレス対策:副腎の働きを助け、ストレスへの耐性をサポート

🍋抗酸化・エイジングケア:細胞の酸化ダメージを抑え、健やかな代謝を維持

11月から冬にかけては、風邪予防・肌トラブル・疲労回復を目的に、定期的に点滴を受ける方が増えています。

💉施術の流れ(当院での例)

カウンセリング・既往歴の確認

G6PD検査(初回のみ実施)

点滴実施(約30〜40分)

施術後の体調確認

施術後は体が軽く感じられる方も多く、「週1回~月2回ペース」で継続される方が多いです。
※効果の感じ方には個人差があります。

🧡この時期におすすめの理由

11月〜12月は、感染症・肌荒れ・疲労のトリプルリスクが高まる時期。
年末に向けて忙しくなる前に、体を整えておく“予防美容・予防医療”として取り入れるのがおすすめです。

ビタミンC点滴は、他の治療やサプリメントとも併用しやすく、季節ごとの体調管理にも役立ちます。
経口高濃度ビタミンCサプリの「Lypo-C」と組み合わせることでさらに体内濃度も安定します。

お気軽にお問合せください🍀


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