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秋深し隣は何を飲む人ぞ⁉ 

2025/10/8
10月に入り、朝晩の空気が少しひんやりしてきましたね。
この時期は一年の中でも特に「乾燥」を感じやすく、肌や喉の不調を訴える方が増えてきます。
漢方の世界では、秋は「燥(そう)」の季節。つまり“乾き”が体のバランスを乱すと考えます。

🍂「肺」と「潤い」が秋のキーワード

東洋医学では、秋は「肺」が主役の季節です。
肺は呼吸を司るだけでなく、全身の“気(エネルギー)”を巡らせ、皮膚や粘膜の潤いを保つ働きを持っています。

乾燥が強くなると、この肺の働きが弱まり、「咳が出やすい」「喉がイガイガする」「肌がかさつく」「鼻が乾く」「便秘気味になる」といった症状が出てきます。

つまり秋の体調不良は、単なる風邪ではなく「潤いの不足=肺の乾き」が原因のことも多いのです。

🍎 日々の食養生で“うるおい補給”

体の潤いを守るには、食事がとても大切です。
肺を潤す食材を意識して摂ることで、自然に呼吸や肌の状態が整っていきます。

たとえば――

れんこん:喉の炎症をやわらげ、咳を鎮めます。

ゆり根:乾燥による不眠やイライラにも。

白きくらげ:肺と肌をうるおす代表的な食材。

梨やはちみつ:甘味が潤いを生み、喉の渇きを癒します。

豆乳:体の陰(潤い)を補う働きがあります。

反対に、唐辛子やにんにく、アルコールなど“熱を生む食材”を摂りすぎると乾燥が進むため、ほどほどにするのがポイントです。

💊 この時期によく使う漢方薬

乾燥による咳や喉の不調、肌荒れが続くときには、漢方薬で「潤い」を補う方法もあります。
当院では体質や症状に合わせ、保険診療の範囲内で処方を行っています。

麦門冬湯(ばくもんどうとう):乾いた空咳、声のかすれに。寝しなにこみ上げるような咳が出る人にオススメです。

滋陰降火湯(じいんこうかとう):乾燥によるのぼせや喉の痛みに。実は腎陰虚が主病態です。

麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう):喘息や咳が強い方に。高血圧や胃が弱い方はご注意。

「潤いの不足」は人によって原因が違います。冷えからくるタイプ、のぼせを伴うタイプ、ストレスが関係するタイプ…。
体質に合わせた漢方を選ぶことが、何より大切です。

🕊️ 秋の不調は“冬への準備サイン”

秋の体調不良は、冬に向けて体が変化しているサインでもあります。
この時期にしっかり整えておくと、風邪をひきにくく、免疫力も安定しやすくなります。

✅朝の深呼吸で肺を開く

✅温かい飲み物で喉を保湿する

✅十分な睡眠で気を養う

こうした小さな積み重ねが、秋から冬へのスムーズな移行を助けてくれます。

🏥 最後に

当クリニックでは、咳・喉の乾燥・肌の不調・便秘など、秋特有の不調に対して体質に合わせた漢方治療と生活養生のアドバイスを行っています。
「病院に行くほどではないけれど、なんとなく調子が悪い」
そんな“未病”の段階こそ、漢方の得意分野です。

秋の深まりとともに体の変化を感じたら、ぜひお気軽にご相談ください。
Googleマップで「前橋市 漢方」と検索いただければ、アクセスや診療時間をご確認いただけます。

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