新前橋すこやか内科・漢方内科クリニック|内科・漢方内科、外科、補完・代替医療(自由診療)

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花粉だ漢方だ~

2026/2/24
🌸本格飛散前がカギ!花粉症は“早めの漢方対策”を

2月末から3月上旬にかけて、スギ花粉の飛散が本格化してきます。
「毎年つらい」「薬を飲んでも眠くなる」「年々ひどくなっている」
――そんな花粉症のお悩みはありませんか?

花粉症は、症状が強く出てから対処するよりも、本格飛散前から体を整えておくことが大切です。

🌿花粉症を漢方ではどう考える?

西洋医学では、花粉症は「アレルギー反応」として説明されます。

一方、漢方では主に「水(すい)」の巡りの乱れ、体の防御力(衛気)の不足、冷えや胃腸機能の低下などが背景にあると考えます。

鼻水がさらさらして止まらないタイプ、
鼻づまりが強いタイプ、
目のかゆみや皮膚症状を伴うタイプなど、
症状の出方によって処方が変わるのが漢方の特徴です。

💊よく使われる漢方薬(保険適用)

小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
 透明な鼻水やくしゃみが多い方に。冷えを伴うタイプに適しています。麻黄含有剤なので眠気が生じない(むしろ目が覚める)のですが、①血圧の高いかた、②胃が弱いかた、③前立腺肥大傾向のかたは副作用が出現しやすいので注意が必要です。

葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)
 鼻づまりや副鼻腔の違和感が強い方に。葛根湯+鼻づまり対策の漢方薬ですが、葛根湯も”膿を出しやすくする”という作用があります。こちらも麻黄含有剤。

苓甘姜味辛夏仁湯(りょうかんきょうみしんげにんとう)
 水分代謝の乱れが背景にあるタイプに。こちらは小青竜湯の”ウラ処方”と言われており、麻黄を含有していないので小青竜湯を使いたくても使えないかたに向いています。ただ、麻黄が使用されていない分、ちょっと効力不足を感じるかもしれません。

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
 疲れやすく、毎年症状を繰り返す方の体質改善に。花粉症以前に冬の疲れ対策の一つとして。胃腸虚弱なかた向けの漢方薬です。


当院では、症状だけでなく体質や生活背景を踏まえて処方を決定します。

🌱なぜ「早め」が重要なのか?

花粉が大量に飛び始めてから治療を始めると、炎症が強くなり、症状のコントロールが難しくなります。
2月末〜3月上旬の段階で治療を開始することで、

✔ 症状のピークを抑えやすい
✔ 薬の量を減らせる可能性
✔ 眠気などの副作用対策

につながります。

🍵日常生活でできる養生

・冷たい飲み物を控える

・胃腸を冷やさない

・睡眠をしっかりとる

・室内の加湿を意識する

漢方治療は、こうした生活改善と組み合わせることで効果を発揮します。

「毎年つらい」「体質から見直したい」「眠くならない治療を探している」
そんな方はぜひ一度ご相談ください。


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節分が過ぎたら「春の養生」へ

2026/2/19
🌸節分が過ぎたら「春の養生」へ

― 立春から始める漢方的体調管理 ―

節分が過ぎ、暦の上では「立春」を迎えました。
まだ寒さは残っていますが、漢方ではこの時期を「冬から春へ、体が切り替わる大切なタイミング」と考えます。

実は、毎年この時期に「なんとなく体がだるい」「気分が落ち着かない」「胃腸の調子が悪い」といったご相談が増えてきます。

それは決して気のせいではなく、季節の変化に体が順応しようとしているサインなのです。

🌱漢方で考える「立春」の体の変化

漢方医学では、春は「肝(かん)」の季節。
肝は、自律神経・感情・血流の調整に深く関わる臓です。

立春以降は、冬にため込んだエネルギーが動き始める、気(エネルギー)が上にのぼりやすくなる、自律神経が不安定になりやすい、といった変化が起こります。

その結果、イライラしやすい、眠りが浅い、頭痛・肩こり、食欲不振や胃の不調といった症状が出やすくなるのです。

🌿節分後に起こりやすい不調

この時期に多いお悩みには、次のようなものがあります。

「春先のだるさ、疲れやすさ」

「気分の落ち込み、不安感」

「頭痛、めまい、肩こり」

「胃もたれ、食欲不振」

「花粉症の初期症状」

これらは「病気」というより、季節と体のズレによるものが多く、漢方治療が得意とする分野です。

💊立春以降によく使われる漢方薬(保険診療)

体質や症状に応じて、次のような漢方薬が用いられます。

加味逍遙散(かみしょうようさん)
…気分の不安定、イライラ、不眠がある方に。「肝」の異常は「血」の異常に現れます。加味逍遙散は、交感神経の昂ぶりを制御しつつ、血の異常による諸症状の改善に有効なバランスの良い方剤です。女性にしか使用できない薬ではありません。

半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
…喉のつかえ感、不安感がある方に。半夏厚朴湯の本来の目的は、気の流れが停滞したことで生じる「痰」という病的産物を取り除くことです。気が動こうとしている春の時期には、痰を除去して気の流れをスムーズにすることが大切です。

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
…春先に疲れやすく、風邪をひきやすい方に。何かと出番が多く、使い勝手の良い漢方薬です。胃腸を元気にして気の生成を高め、その気を肺に持ち上げて全身へと供給することで疲労感を軽減します。免疫力を高める効果もあるので、風邪の予防にもよく使用されます。

いずれも体質に合わせて選ぶことが大切ですので、自己判断ではなく医師にご相談ください。

🍽️春に向けた食養生のポイント

立春以降は、「ため込む」よりも「巡らせる」ことが大切です。以下のポイントに注意して、胃腸をいたわることが春の体調安定につながります。

【食養生のポイント】

①脂っこいもの・甘いものを控えめに

②ほうれん草、菜の花、春菊などの青菜を取り入れる

③冷たい飲み物は控え、常温〜温かいものを



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