新前橋すこやか内科・漢方内科クリニック|内科・漢方内科、外科、補完・代替医療(自由診療)

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夏だ!ビールだ!痛風だ!?

連日、最高気温が30℃を超える日が続き、夏本番という感じになってきました。
これだけ暑い日が続くと、仕事後のビールがより一層美味しく感じますね。

ということで、暑いのでビールをたくさん飲んで、脱水症気味になったところで日中のお仕事をしていると痛風発作を起こしやすくなってしまいます。

痛風は「風があたっても痛い」と書く通り、発症してしまうと非常に痛くてどうにもなりません。血液中の尿酸という物質が、足のゆびなどの小さい関節で結晶化して強い炎症と痛みを起こすのです。

コルヒチンやロキソニンなどの解熱鎮痛剤で一時的に痛みを抑えることはできても、尿酸値が高い状態を放置すると何度も痛風発作を繰り返してしまうことになります。そうなると骨や関節が炎症によって破壊されてしまうため取り返しのつかないことになるため、尿酸値が高い状態(高尿酸血症)の治療も必要です。

ビールには尿酸の素になるプリン体が比較的多く含まれていること、アルコール摂取により脱水症になりやすいことなどから高尿酸血症や痛風の原因と考えられています。しかし肉類にもプリン体は多く含まれているため注意が必要です。

尿酸値だけを下げる漢方薬はありませんが、高尿酸血症になるかたは不摂生な生活をしている傾向にあり、メタボリックシンドローム(予備軍)であることがしばしばです。本質的に体質改善をすることが重要と考えられますので、(保険適応ではありませんが)防風通聖散などのデトックス系漢方薬をふだんから使用していただきます。

痛風発作が起きてしまった場合に、ロキソニンやコルヒチンなどの鎮痛剤だけでは十分に痛みが改善しない場合があります。

そのような時にも漢方薬が有効です。
越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)麻杏薏甘湯(まきょうよくかんとう)などの漢方薬は関節の炎症、腫脹、浮腫を目標に用いられます。即効性がありますので、発作が起きてから内服することが可能です。

お酒は毒にも薬にもなります。好きだからといって体を壊してしまっては人生大損です。飲みすぎには気を付けましょう。


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