新前橋すこやか内科・漢方内科クリニック|内科・漢方内科、外科、補完・代替医療(自由診療)

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手が冷たい人は心があたたかい

「手が冷たい人は心があたたかい」

こんな話を聞いたことはありませんか?

これは何か根拠があってのことでしょうか?
それとも迷信のようなものでしょうか?

東洋医学的にはまんざら嘘とも言えない話です。

「手が冷たい」あるいは「手足だけが冷たくなる状態」は東洋医学では四逆(しぎゃく)という状態と考えられます。

手(あるいは手足)が冷える四逆の状態は、血行不良や冷え症でも生じる状態ですが、精神的な緊張でも生じる状態です。交感神経の過度の緊張により、末端のほうの毛細血管が収縮してしまい血行が悪くなるのです。

精神的緊張により生じる四逆に対しても治療する漢方薬があります。

その名も「四逆散(しぎゃくさん)」です。

四逆散が合う人は、ストレスや緊張があっても感情を外には発散できず、内側にため込んでしまいます。ためこまれたストレスや感情が熱になるため、「熱厥(ねつけつ)」という状態になります。熱がこもってしまうのです。

熱が頭にのぼっていくとイライラや不眠、時に抑うつとなります。
また、動悸や息苦しさ、胃潰瘍や胆嚢炎などの呼吸器や消化器の症状となって現れる場合もあります。

四逆散が効く人は緊張しやすいので、手のひらや足の裏に汗をかきやすかったりします。お腹を診察すると緊張のため腹筋に力が入って硬くなっています。

人前に出て何かをすることが苦手なので、奥手になりがちだったり、あがり症のため赤面症だったりすることもあります。

というわけで、四逆散がよく効くひとは緊張しやすく感情を内側にとどめておく傾向の性格で、しかもそれでイライラして周囲に当たるのではなく、人目が気になるので逆に非常に気を遣う人だったりします。

四逆散のひとは、ちょっと付き合いがある人(同級生とか職場の同僚とかちょっとした知り合い)から見ると「非常にいい人」なので「手が冷たい人は心が温かい人」という話になるのかもしれません。

もしもあなたがお付き合いし始めた人が、手が冷たくて手汗をかきやすい人だったら、四逆散が効くかもしれませんね。


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