新前橋すこやか内科・漢方内科クリニック|内科・漢方内科、外科、補完・代替医療(自由診療)

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”春うつ”には香蘇散

春うららか、桜満開な今日この頃ですが
よくよく考えると春というのはけっこう過酷な季節です。
花々が咲き誇り、蝶が舞い、鳥はさえずりますが…皆、熾烈な生存競争を繰り広げている真っ最中です。

春が苦手な人も多くいらっしゃいます。
冬から春に切り替わるこの時期は、周期的に天候が変わります。
晴れたと思えば雨が降り、暖かくなってきたと思ったら春一番という強風が吹き荒れる…
気温の上がり下がりと気圧の変動が目まぐるしいのが春の特徴です。

コロコロと変化する環境には自律神経が揺さぶられてしまいます。
これでは「気」の流れを制御することで「気」を消耗してしまいます。
春は卒業や退職、異動や転居など社会生活上も変化をしてしまうタイミングであるため、ますます精神的にも消耗してしまいます。

そうこうしているうちになんだか眠れなくなり、食欲がなくなり、何をするにも意欲がなくなり…気が付いたら抑うつ状態になっているのが「春うつ」と呼ばれる状態です。

医学的にも、3月後半から4月前半にかけて周期的に抑うつ状態を発症することに対して「季節性うつ病」とか「周期的抑うつ」という病名があります。

「春うつ」にならないように、ぜひ予防策を講じておきたいものです。
まず規則正しい生活リズムを維持することが大切です。子供や学生であれば春休みの季節なので、つい生活リズムが乱れてしまいがちです。大人では歓送迎会でついつい夜更かししてしまいがちです。しかし、自律神経のバランスをキープするために、早寝早起きの生活リズムをできる限りキープすることが大切です。

食事ももちろん大事です。というか、春の行楽で甘いものばかり食べないように気を付けましょう。
春はイチゴや桜の風味の、色鮮やかなスイーツがたくさん登場します。スイーツばかり食べていると高血糖→インスリンの大量分泌→低血糖→コルチゾールやアドレナリンを分泌して血糖を回復させようとする…という負担を体にかけ、これによって自律神経を必要以上に揺さぶってしまうことになります。春のお出かけで暴飲暴食とならないように気を付けることも大切です。

「春うつ」に有効な漢方薬はあるのでしょうか?

私の個人的オススメは「香蘇散(こうそさん)」という漢方薬です。
香蘇散は紫蘇の葉を生薬として使用しています。紫蘇にはサッパリとした風味がありますが、気の流れをスムーズにしてくれる効果もあり、気分もサッパリスッキリする効果があります。

そのため、春うつで沈んでしまった気分をスッキリ前向きにしてくれることが多々あります。
頭重感やめまい感、胃腸の不調なども整えてくれる効果がありますので、春の自律神経の不調によく効いてくれます。

ぜひお試しください。


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