おかげさまをもちまして、本日2024年7月3日にて当院は開院4周年を迎えました。
これもひとえに当院をご贔屓いただいている近隣の皆様、遠方からわざわざお越しくださる皆様のおかげでございます。
毎度毎度同じようなことを書いているかもしれませんが、私の力不足故にご迷惑やご不便をおかけすることも多々あるかと思いますが何卒ご容赦頂ければ幸いでございます。特に駐車場不足については私共も開院以来ずーーーーっと頭を悩ませているものの、決定的な解決策がない状況でございます。
あれもやらなければ、これもやらなければ、と思いつつ日々の診療に追われてしまい手を付けるべきところに手が回っていない毎日を過ごしております。今後、日本は人口がどんどん減ってゆきますし、医療や福祉介護の制度もどんどん変わっていくことになると思われます。
漢方医学はさまざまな国や地域の時代の荒波を潜り抜け、有名無名を問わず多くの漢方医の知恵と創意工夫と熱意が受け継がれてきた人類の宝です。「元気になりたい」「長生きしたい」という患者様の切実な思いと、「元気にしたい」「一人でも多く救いたい」という漢方医のドラマが「傷寒論」や「金匱要略」といった古典の凝縮されています。日本漢方にも負けず劣らずの古典や名著がたくさんあります。
漢方を学び、漢方を用いることは、アジアの広い地域における数えきれないほど多くの人々の喜怒哀楽や幸不幸から恩恵を受け取っていることであり、ご先祖様やご先祖ではない方々のおかげ様の医療であるとしみじみ感じます。そして当院を訪れてくださった皆様の診療ひとつひとつが、私たちの子孫や遠い未来の人類にとっての福音となるよう、明日からの診療も心を込めて大切におこなっていきたいと改めて認識した4周年となりました。
今後ともご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
新前橋すこやか内科・漢方内科クリニック 院長 本城裕章