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更年期の治療とむずむず脚症候群の話

2021/1/21
むずむず脚症候群は、じっとしたときや横になった際に下肢を中心にさまざまな不快な症状が生じる原因不明の疾病です。
英語ではrestless syndrome(休みのない脚、絶え間ない脚)というわかりやすい名前がついています。
名前の通り「むずむず」するほかに「チクチク」した痛みや火照る感じ、虫が這うような不快感などなど症状の表現は多彩ですが、共通することはとにかく不快な症状が続いて止めることができないということです。また、そのせいで不眠症になってしまうこともあります。

現時点で明確な原因がわかっておらず、発症のきっかけも人それぞれです。
治療方法として確立されたものはありませんが、脳内の神経伝達物質を調整する薬の効果が確認されています。しかし、こういった薬はパーキンソン症候群やてんかんなどに使用される薬であり、副作用もあるため管理の難しさが難点です。

漢方で治療する場合には病名や診断に囚われずに、患者さんお一人お一人の諸症状と診察所見(これらをまとめて「証(しょう)」と言います)に基づいて治療薬を決めます。
私の過去の治療経験をレポートいたします。
ある女性がホットフラッシュ(急に生じるのぼせ)と疲れやすさなどの更年期症状で受診されました。数年前から体のあちこちが筋肉痛のように痛くなり、精査したものの原因を特定できなかったとのことです。

漢方的な診察をいたしまして、もともとの体質として血虚と水滞(肉体的な消耗や不足と水分分布のかたより)があり、更年期のため瘀血(微小な血行循環のわるさ)があると考えました。
市販薬のような構成になってしまいましたが「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」と「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」という漢方薬を併用して治療を開始いたしました。当初は「むずむず脚症候群の治療は更年期症状がコントロールできるようになったら考えよう」と思っていました。

2週間後に再診でいらっしゃったときには更年期症状に若干の改善が認められました。それとともに「この2週間、むずむず脚症候群の症状は起きていない」とお話されておりました。

これだけでは半信半疑だったのですが、さらに1ヵ月後に来院された際には脚がつることもなく、むずむず脚症候群の症状を感じることもなくなったとのことでした。更年期症状についても、冷えを感じることもなくなり、ホットフラッシュも軽減され、発汗やのぼせにより生活に支障がでることもなくなっていました。

もともとの体質や更年期症状の治療だけに集中していたのですが、むずむず脚症候群についても治療開始当初から改善を認めました。
これは予想外のことでしたのでとても驚きました。血虚や瘀血は肉体的な物質の不足や、微小な血行循環の問題であると考えらえています。今回ご紹介したケースの場合では当帰芍薬散と桂枝茯苓丸のどちらがむずむず脚症候群に対して効果があったのかはわかりません。もしかしたら両方でうまく働いてくれて効果が出たのかもしれません。

考察すべき点は、むずむず脚症候群が漢方でいうところの「血(けつ)」の関与している病態の可能性がある(そういうむずむず脚症候群がある)ということだろうと思います。
血虚(けっきょの関与が強ければ「こむら返りしやすい」とか乾燥肌、爪がわれやすい、目の疲れ、顔色などの血色がわるい、不安感、髪が抜けやすいなどの症状がポイントです。
瘀血(おけつであればクマができやすい、シミが多い、肩こり、舌の裏の静脈が怒張している、クモの巣のような血管拡張がある、痔などの症状がポイントです。  
また、水滞(すいたい)の場合には浮腫みやすい、低気圧がくると体調が崩れる、手足が常に湿っている、舌が全体的に白っぽくて腫れぼったいなどの症状がポイントです。

こういうところから病態の解明ができるととても面白いですね。

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五十肩、頚肩腕症候群、上腕神経痛、肩や首のこり・痛み、腕の痛みに思わぬ効果を発揮する二朮湯

2021/1/12
肩こりや首の痛み、五十肩で腕が上がらない…などの症状もまた西洋医学的な治療が効果を発揮しにくい症状ではないでしょうか。
最近ではパソコンを使った仕事や長時間のスマートフォン操作が原因の肩こりも増えているようです。

多くの場合には整体やマッサージに通ったり、毎日シップを貼りつづけたり、鍼灸院で治療を受けているかたもいらっしゃるかもしれませんね。
肩こりや五十肩などの症状に使用する漢方薬の代表は「葛根湯(かっこんとう)」です。葛根湯というと風邪薬のイメージが定着しているため、意外に思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、葛根湯には僧帽筋(首すじから背中にかけての大きい筋肉)の血行を良くして温め、水の巡りを改善する効果がありますので、肩こりや首こりにも効果があります。
風邪薬やインフルエンザの治療として使う場合にも、首すじがこっている感じというのが処方のポイントになります。また、かつては髄膜炎の治療にも使用されたようです。

肩こりを通り過ぎて五十肩にまでなると葛根湯に独活(どっかつ)という生薬を加えた「独活葛根湯(どっかつかっこんとう)」という漢方薬の方が効果はありますが、こちらは保険診療で処方できるエキス剤はありませんので、OTC(ドラッグストアで売っているエキス剤)や煎じ薬で対応するしかありません。
ちなみに独活とは「ウド」のことですので、日常の食生活に取りいれることができるかもしれませんね。 

五十肩(四十肩)は英語でfrozen shoulderと表現されます。
肩が凍りついたかのようにカチコチになってしまったという表現は直感的でわかりやすい表現ではないでしょうか?
肩こりに対して効果がある漢方薬は他にもたくさんあるのですが「それなりに効いたけどスッキリ良くならない」という経験もしばしばあります。「仕方ないのかしらね」と言われてしまうのは情けないというか申し訳ないなと思ってしまうのですけれども、あれこれ使ってみてどうもしっくり来ないときに思わぬ効果を発揮してくれるのが「二朮湯(にじゅつとう)」という漢方薬です。 

この漢方薬は12種類の生薬から構成されている複雑な漢方薬なのですが、狙いとしては「体に溜まってこびりついた水を取り除く」という目的をもって作られています。しかも上半身の水分がターゲットとなっています。どちらかと言えば胃腸が弱く、筋肉にも締まりがない人のほうが適しています。

私自身いままで二朮湯を処方することは少なかったのですが、当院に通院されているある60代の女性の肩こりに処方してみたところとても効いたため私の中での評価が一気に高くなりました。実はその方はもうすでに他院の漢方治療で複数の漢方薬を処方済みだったため(あまり効果がなかった)、消去法で残っていた選択肢のなかから選んだのでしたが、思わぬ効果を見せてくれました。

肩こりや五十肩、それに頚肩腕症候群や上腕神経痛などは骨格的な問題や筋肉の問題、血行や水分代謝、神経的な問題などさまざまな要因が複雑にからんでいる状況です。
12種類もの生薬から作られている二朮湯が処方として確立するまでには、多くの漢方医が試行錯誤をつづけて全体のバランスをうまく改善するように努力してきたことがうかがえます。


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冷えて痛む関節痛や神経痛、筋肉痛、肩こり、関節リウマチ、帯状疱疹、小児麻痺、脳出血後遺症、半身不随

2021/1/8
厳しい寒さが続いている今日この頃です。
日ごろから関節痛や神経痛でお悩みの方にとって、この時期の寒さ、冷えは症状をいっそう悪化させる辛いものです。

冷えて悪化する関節痛や神経痛、筋肉痛に対して、漢方では温めて治療します。
慢性的な痛みの場合には水の巡りの悪さも関与していることが多いため、温めることと水のめぐりを改善することを同時におこなって治療をします。
西洋医学的な痛み止めが「消炎解熱鎮痛剤」であり、からだを冷やすように作用することとは正反対ですね。

さて、そんなときの漢方の痛み止めの基本的なものが「桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)」です。
これは「衆方の祖」とも言われる漢方薬の基本にして根源のような漢方薬である「桂枝湯(けいしとう)」に生薬を足して温めるパワーと水のめぐりをよくするパワーを強化したものです。桂枝湯はカゼやインフルエンザなど急性熱性疾患の基本的な治療薬です。
さらに水の巡りがわるくて局所的にむくんでいる場合などには、生薬を足して水分代謝を強化した「桂枝加苓朮附湯(けいしかりょうじゅつぶとう)」という薬を使用します。 

桂枝加朮附湯であれ桂枝加苓朮附湯であれ、使用する症状は「冷えて痛む」です。たとえば筋肉痛でもよいですし、肩こりでもよいのです。
関節リウマチと診断されて、指の関節などの炎症(赤くはれて痛むとき)は治まったけれども冷えると痛みがある場合などにも処方します。
そのほか、臨床的には帯状疱疹後の神経痛などにも対症療法的に使用します。 もちろん、インフルエンザなどで発熱があってやや悪寒があり、少し汗ばんでいて体のふしぶしが痛いような場合にも使用することができます。
先人達の記録によりますと、脳出血後遺症の半身麻痺であるとか、小児麻痺、脊髄腫瘍による半身不随などにも使用されていたようです。

これらの漢方薬は、桂枝湯から始まって目的と症状に合わせて少しずつ生薬を足していくなかで現代では一つの確立したレシピとして活用されているのです。
このような点からも、漢方は応用が効いて汎用性が高い医療であることがよくわかります。漢方治療の本領を発揮するにはひとりひとりに合わせて生薬の調整ができる煎じ薬が最終的にはベストということになります。しかし、時間に追われて忙しい現代人には毎日漢方薬を煎じているわけにもいきませんし、医療者側としても大量の生薬を適切に管理し、毎回調合するのも大変ですのでエキス剤という便利な形状に頼ることになります。 

今回ご紹介した桂枝加朮附湯、桂枝加苓朮附湯には体を温めるための生薬として「附子(ぶし)」というものが入っています。
古典芸能などでは毒薬のことを「ぶす」と言いますし、世間には「毒島(ぶすじま)」という苗字の方もいらっしゃいますが、附子とはトリカブトを加熱して無毒化した生薬です。トリカブトがキケンな毒薬であったことは昔の人々も知っていたわけで、無毒化処理をしたとはいえ「毒」というのと同じ発音の「附子」を生薬として使用していた点は、よくよく考えるとちょっとこわいですね。

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【冷え症】腰から下が冷えていたい、重い【腰痛・坐骨神経痛】

2021/1/4
「腰痛」は誰もが一度は経験する悩みのひとつではないでしょうか。 
ぎっくり腰から圧迫骨折による腰痛まで、腰の痛みの原因は千差万別です。西洋医学的には鎮痛剤、コルセットなどの装具、リハビリテーションが治療の選択肢となりますが「レントゲンでは異常がない」ために漫然と鎮痛剤が処方されたり、いつまでも痛みが解決されずにいたり…ということもしばしば経験します。

東洋医学では、痛みの原因は「何らかの理由で経絡の気がきちんと巡らないこと」と考えます。
その大きな原因の一つは「冷え」です。そのためお風呂や温泉で温めたり、お灸で温めたりする治療が腰痛には効果的です。
逆に、貼ると気持ちいいからと言って冷たい湿布を四六時中貼っているといつまで経っても腰痛は良くならないでしょう。

冷えにより悪化する腰から下の痛みによく使用される漢方薬に「苓姜朮甘湯(りょうきょうじゅつかんとう)」があります。
腰痛だけではなく、脚の痛みや坐骨神経痛にもよく使用されます。
「名は体を表す」ということで名前から構成生薬がわかります。茯苓、乾姜、白朮、甘草の4種類の生薬からできています。(こういった漢方薬はしばしば登場すると思いますが、漢方薬の名称の違いは、その漢方薬が誕生した時代の違いだと思っておいていただければいいと思います。)
この漢方薬は冷えを温め、水の巡りを改善させることを目的としています。処方する際に重視するポイントは「腰から下の冷え」です。冷えて水がたまってしまって経絡の気の巡りが悪くなってしまうのですね。 

腰痛や神経痛のほかにも冷えによる諸症状に対して効果があります。たとえば頻尿や夜尿症(おねしょ)などです。
さらに応用として、足腰が冷えやすい環境(職場や学校など)にいるにも関わらずトイレに行くことを我慢してしまうために膀胱炎を繰り返してしまうような方に対して予防的につかうこともあります。

この漢方薬が登場する古典「金匱要略(きんきようりゃく)」の条文はとても印象的です。
「腰中冷え、水中に坐すが如し(腰から下だけ冷水に浸かっているように冷える)」とか「腹重きこと五千銭を帯ぶるが如き(腰に大量の銭をぶらさげているように重い)」ということで、腰から下がとにかく冷えていて重だるいという状態をわかりやすく表現しています。

漢方の聖典である「傷寒論」や「金匱要略」などの古典は漢文ですので堅苦しい文体で読みにくいことも多々ありますが、こうして随所に「わかりやすく教えよう」というセンスやユーモアが光るところに単なる医学書を超えた存在感があります。

漢方は医者の観察力や感覚、直感などフル動員することで成長していくことができる医療です。西洋医学的に数値を測定して診断基準に照らして診断や治療をするものではありません。
だからこそ難解であり胡散臭いとさえ思われてしまうわけですが、その難解な部分、個人差が大きくでてしまう感覚的な部分を後世までわかりやすく伝えようという先達の心意気がありがたいと同時に人間としての懐の深さを感じさせます。

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疲れ果てているはずなのに目がさえてしまって眠れない

2020/12/28
「なかなか寝つけない」「夜中に何度も目が覚める」「熟睡した感じがしない」などなど、
不眠症や睡眠障害の悩みも人それぞれ、千差万別です。

西洋医学的には抗不安剤や睡眠導入剤からはじまって、それでも十分に効果が得られなければ抗精神病薬や鎮静剤にまで手を出すことになりかねません。西洋薬の副作用もさることながら「あれば安心」という精神的な依存が形成されてしまうと、いつまでも薬をやめることができなくなってしまいます。

漢方薬のなかにも不眠症や睡眠障害の治療に使用されるものがいくつかあります。
漢方薬に使用される生薬のなかで、眠りを誘発する催眠効果がもっともあるのは「酸棗仁(さんそうにん)」という生薬です。
そして漢方薬における不眠症治療の基本的な薬といえば「酸棗仁湯(さんそうにんとう)」です。

実はこの漢方薬、「よく効いた!」という実感を処方する方(医者)も処方された方(患者さん)もあまり感じることがないお薬です。
この漢方薬が効かないという意味ではなくて、自然界に存在している植物のなかで、西洋薬の睡眠導入剤なみに人を眠らせる効果がある植物があるとしたら、それは麻薬とか劇物の類になっているのではないかと思います。

ということで、酸棗仁湯もきちんと効果があります。
当院にいらっしゃったある患者さんは、お父様が不眠に対して酸棗仁湯を内服されており「これは効くぞ」と勧められて当院を受診されました。
ご希望通り酸棗仁湯を処方いたしまして、ちゃんと効いているとのことです。
もしかしたら酸棗仁湯が効きやすい体質の方と、そうでない方がいらっしゃるのかもしれません。
このあたりは遺伝的な検索を含めて研究したら面白そうですね。
 
酸棗仁湯を使用するポイントとしては「体は疲れ果てているのに、かえって気がたかぶって目が冴えてしまって眠れない」という状況です。
私などは当直明けなどでこういう状況をしばしば経験していますが、皆さまはいかがでしょうか?

専門書など見てみますと、このような状況について「肝胆(かんたん)の血(けつ)が虚しているため心(しん)に虚火(きょか)が生じて心の安定が損なわれる」などといった内容の説明が書いてあります。 

漢方における五臓六腑の肝(かん)と心(しん)とは、解剖学的にいう肝臓・心臓とは異なりますので注意が必要です。
もちろん、肝臓・心臓のことも含まれているのですが、それだけに止まりません。漢方では感情や精神をコントロールしている機能の中枢も肝・心にそれぞれあると考えています(両者の役割は異なるのですが、その辺の話は別の機会にいたします)。

酸棗仁湯の場合、肉体的な疲労によって肝・心が精神や感情を安定化させる機能が失われてしまったために、夜寝ようと思っても精神を鎮めて眠りモードに入ることができなくなった状況です。

また、酸棗仁湯は「不眠」だけに使う薬ではありません。
実は「過眠(寝すぎてしまう)」や睡眠・覚醒のリズムの異常にも効果があると言います。
つまり「眠れないものは眠れるように」「寝すぎてしまうものは適切な睡眠時間で目が覚めるように」そして「寝たり起きたりの時間が乱れているものは安定したリズムになるように」と調整してくれる効果があると言います。

このようにアクセルとブレーキをうまく踏んでちょうどいいバランスのところに落ち着かせてくれるのが漢方薬の効果の優れたところです。

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