新前橋すこやか内科・漢方内科クリニック|内科・漢方内科、外科、補完・代替医療(自由診療)

新前橋すこやか内科・漢方内科クリニック

☀ 新型コロナ感染症(COVID-19)☀

新型コロナウイルス(COVID-19)感染症について当院の診療方針を含めてご案内いたします(2021年8月時点)


新型コロナウイルス感染症は、カゼの原因としてありふれたウイルスの一種であるコロナウイルスの新種による国際的な感染症です。もともとがカゼのウイルスであるため、新型コロナウイルス感染症もカゼと同様の症状で発症します。

<新型コロナウイルス感染症を疑う症状>
発熱・せき・痰・呼吸困難 など

初期の新型コロナウイルス感染症は症状からカゼやインフルエンザと見分けることはできません。
臭覚障害(ニオイがわからなくなる)や味覚障害(味がわからなくなる)は、新型コロナウイルス感染症を発症したすべての人に現れる症状ではなく、また、新型コロナウイルス感染症のみで生じる症状でもないため、これらの症状によって新型コロナウイルス感染症と診断することはできません。

病状の進行により、重度の間質性肺炎や全身的な血栓症を発症し致命的な経過をたどる可能性が高くなります。

基本的には呼吸器感染症を発症している人との接触により感染が伝播します。
接触と言っても文字通り触れ合うという意味ではなく、発症しているひとから排出された飛沫に暴露するような状態を意味します(距離や密閉空間など)。

また、新型コロナウイルス感染症は日本の広範囲で感染が広がっているため、特定の場所や状況によって感染しやすいかどうか判断することはできません。

※「無症状の人が感染を広げている」という考え方は医学的に証明・保障されたものではありませんのでご注意ください。

<検査>
当院では新型コロナウイルス感染症か否かの診断は、通常のウイルス性感染症と同様に抗原検査がもっとも妥当であると考えております。
PCR検査は核酸の断片を検出する検査であり、感染症として発症しているか否かの判断には利用できません。
・血液検査 … 炎症の程度やほかの臓器障害の有無を評価します。
・CT検査   … 肺炎の程度を評価することができます。

※自費検査のご案内※
当院では新型コロナウイルス感染症に関する自費検査もおこなっております。
自費検査の価格は、保険診療の価格と同等の金額(10割負担相当)となりますのでご了承ください。
① PCR検査    22500円 …翌日以降に結果が判明します
② 抗原検査    7500円   …15分ほどで結果が判明します
③ IgG抗体検査  5000円   …1~3日で結果が判明します。
④ 検査結果証明書 1500円

価格はすべて税込金額です。上記の他、当院初診のかたの場合には登録事務手数料として2000円申し受けます。

<治療>
新型コロナウイルス感染症にたいする根治的な治療は確立されておらず臨床試験や検証作業が行われています。

軽症例に対しては対症療法的な治療が中心となってしまっています。
いつ病状が進行し重症化するかわからないものの、現在では軽症例は自宅療養という方針となってしまっています。自宅では体調に気を付けながら規則正しい生活を送り、栄養についても十分に配慮しましょう。
重症化リスク因子のある軽症例では中和抗体薬(カシリビマブ / イムデビマブ)の適応があります。

安静にしていても呼吸が苦しい状態は肺炎の重症化や呼吸不全が進行している可能性があり、入院にて全身管理をする必要があると考えられます。中等症ではレムデシビルの投与が検討されます(レムデシビルは厚生労働省から無償提供されます)。また、呼吸不全のため酸素投与が必要な状態ではステロイド投与に一定の有効性があります。
呼吸不全を発症した中等症ではバリシチニブ(ヤヌスキナーゼ阻害剤)やトシリズマブ(遺伝子組換えヒト化抗IL-6受容体モノクローナル抗体)は適応外使用が可能です。

重症化した場合では生命維持が目的となり、人工心肺装置や人工呼吸機が使用されます。これらは大きなダメージを負って機能不全に陥った心臓や肺の機能を機械で代理する治療です。血液浄化療法については一定の効果があるようです。

薬物療法としてはレムデシビル、トシリズマブ、アドレノメデュリン、イベルメクチン、バリシチニブ、回復者血漿、特殊免疫(高度免疫)グロブリン製剤などの使用が、厚生労働省により認められています。

アビガン(ファビピラビル)やイベルメクチンなどの医療用薬剤は自己判断で使用せず、主治医や専門家に必ず相談しましょう。

中国では中医薬も積極的に利用されています。漢方薬は、抗生物質や抗ウイルス剤などの存在しない時代から長い年月にわたって感染症の治療に利用されてきました。新型コロナウイルス感染症に対する漢方薬のご利用もぜひご検討ください。

※重症化のリスク
重症化リスクとして以下のような状態が指摘されています
・65 歳以上の高齢者  ・ステロイドや生物学的製剤の使用 
・悪性腫瘍      ・HIV 感染症 (特にCD4 <200 /µL)  ・慢性閉塞性肺疾患 (COPD)  
・慢性腎臓病       ・2型糖尿病             ・高血圧
・脂質異常症       ・肥満 (BMI 30 以上 )                      ・喫煙
・固形臓器移植後の免疫不全                ・妊娠後期


<予防>
新型コロナウイルス感染症に特有の感染リスクや予防方法はありません。
カゼやインフルエンザの予防と同様に、ある程度の清潔の維持*¹、規則正しい生活による健康の維持、食事による適切な栄養摂取*²を心がけましょう。適度の日光浴と運動は免疫力および抗病力を高めることが知られています。

*1 手洗いや身の回りの清掃は適度におこないましょう。手の洗いすぎは皮脂や角質、常在菌を必要以上に洗い流してしまい、むしろウイルスの増殖を助長します。また、除菌効果のある清掃グッズなどによる生活空間の過剰な清掃は、常在菌による病原微生物へのバリア機構を破壊し、外敵であるウイルスや薬剤耐性菌の繁殖を助長することになってしまいます。
*2 長崎大学の研究によって、食品中に含まれる5-ALA(5-アミノレブリン酸)が新型コロナウイルスの増殖を抑制することが示されました。同研究によれば、5-ALAを多く含有する食品は日本酒、ワイン、納豆、みそなどの日本人に身近な食材であることが確認されています。

免疫力や抗病力を高めるためには、弱った臓器や自分の弱点を補強することも重要です。虚弱体質や闘病による消耗、加齢による身体機能の低下に対する漢方薬もぜひご利用ください。



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