新前橋すこやか内科・漢方内科クリニック|内科・漢方内科、外科、補完・代替医療(自由診療)

新前橋すこやか内科・漢方内科クリニック

☀ 新型コロナ感染症(COVID-19)☀

当院は令和2年9月4日付け厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部事務連絡「次のインフルエンザ流行に備えた体制整備について」に基づく、診療・検査医療機関として群馬県より指定されています。
ウイルス感染症に対するオンライン診療も対応可能です。お気軽にお問い合わせください。

新型コロナウイルス感染症は、カゼの原因としてありふれたウイルスの一種であるコロナウイルスの新種による国際的な感染症です。もともとがカゼのウイルスであるため、新型コロナウイルス感染症もカゼと同様の症状で発症します。


<新型コロナウイルス感染症を疑う症状>
発熱・せき・たん・呼吸困難 など

初期の新型コロナウイルス感染症は症状からカゼやインフルエンザと見分けることはできません。
臭覚障害(ニオイがわからなくなる)や味覚障害(味がわからなくなる)は特徴的な症状ですが、新型コロナウイルス感染症を発症したすべての人に現れる症状ではなく、また、新型コロナウイルス感染症のみで生じる症状でもないため、これらの症状によって新型コロナウイルス感染症と診断することはできません。

ご高齢者や持病のある方の場合には重度の間質性肺炎や全身的な血栓症を発症し致命的な経過をたどる可能性がありますが、40代以下で持病のない方はほとんどの場合で軽症~無症状で済みます。


<どのように感染するか>
基本的には新型コロナ感染症を発症している人との接触により感染が伝播します。
接触と言っても文字通りからだが触れ合うという意味ではなく、発症しているひとから排出された飛沫に暴露するような状態を意味します(距離や密閉空間など)。

また、新型コロナウイルス感染症は日本の広範囲で感染が広がっているため、特定の場所や状況によって感染しやすいかどうか判断することはできません。

※「無症状の人が感染を広げている」という考え方は医学的には妥当な考え方ではありません。


<検査>
発熱や咳、痰などの呼吸器症状を発症している患者様の場合の感染の診断は、インフルエンザと同様に抗原検査がもっとも適切であると考えております。

PCR検査は核酸の断片を検出する検査であり、感染症として発症しているか否かの判断に適しているとは言えません。
抗体価についても現時点では感染予防について明確な根拠のあるものではありませんが、感染後やワクチン接種後に上昇しているかどうかを調べることはできます。
※感染もしておらず、ワクチンも接種していないにも関わらず抗体価が上昇している場合には、気がつかない(発症しない)うちに免疫系がウイルスを排除してしまったと考えられます。

発熱・せき・たん・呼吸困難などの新型コロナ感染症を疑う症状がある方は抗原検査、PCR検査が公費で受けられます。
初診料・再診料・医学管理加算などの費用は患者様のご負担となります。ご了承くださいませ。
PCR検査の結果は翌日以降にわかります。抗原検査であれば15分ほどで結果がわかります。

その他の検査
・血液検査 … 炎症の程度やほかの臓器障害の有無を評価します。
・CT検査   … 肺炎の程度を評価することができます。

※自費検査のご案内※
当院では新型コロナウイルス感染症に関する自費検査もおこなっております。
自費検査の価格は、保険診療の価格と同等のご負担となりますのでご了承ください。
① PCR検査    18000円 …翌日以降に結果が判明します
② 抗原検査       4500円   …15分ほどで結果が判明します
③ IgG抗体検査   5000円   …1~3日で結果が判明します。
④ 検査結果証明書 1500円   …当院で施行した検査結果を記載いたします。
※上記金額はすべて税込金額です。当院の受診歴がない方の場合には事務登録手数料として3300円申し受けいたします。

無症状であっても保健所から「濃厚接触者」と判断された方は医師の判断により抗原検査、PCR検査を公費で受けらる場合があります。

<治療>
新型コロナウイルス感染の軽症例に対しては解熱剤や咳止めなどの対症療法が中心となってしまっています。
いつ病状が進行し重症化するかわからないものの、現在では軽症例は自宅療養という方針となっています。自宅では体調に気を付けながら規則正しい生活を送り、栄養についても十分に配慮しましょう。

重症化リスク因子のある症例では中和抗体薬(カシリビマブ / イムデビマブ)の適応があります。

安静にしていても呼吸が苦しい状態は肺炎の重症化や呼吸不全が進行している可能性があり、入院にて全身管理をする必要があると考えられます。中等症ではレムデシビルの投与が検討されます(レムデシビルは厚生労働省から無償提供されます)。また、呼吸不全のため酸素投与が必要な状態ではステロイド投与に一定の有効性があります。
呼吸不全を発症した中等症ではバリシチニブ(ヤヌスキナーゼ阻害剤)やトシリズマブ(遺伝子組換えヒト化抗IL-6受容体モノクローナル抗体)は適応外使用が可能です。

重症化した場合では生命維持が目的となり、人工心肺装置や人工呼吸機が使用されます。これらは大きなダメージを負って機能不全に陥った心臓や肺の機能を機械で代理する治療です。血液浄化療法については一定の効果があるようです。

薬物療法としてはレムデシビル、トシリズマブ、アドレノメデュリン、イベルメクチン、バリシチニブ、回復者血漿、特殊免疫(高度免疫)グロブリン製剤などの使用が、厚生労働省により認められています。

イベルメクチン(ストロメクトール)は医師の適切な管理下において適応外使用することが認められています。
新型コロナ抗原検査もしくはPCR検査陽性でイベルメクチン(ストロメクトール)による治療をご希望の患者様は、まずはお電話にてお問合せください。自宅療養またはホテル療養中でもオンライン診療にてご対応いたします。

アビガン(ファビピラビル)やイベルメクチンなどの医療用薬剤は自己判断で使用せず、主治医や専門家に必ず相談しましょう。

中国では中医薬も積極的に利用されています。漢方薬は、抗生物質や抗ウイルス剤などの存在しない時代から長い年月にわたって感染症の治療に利用されてきました。新型コロナウイルス感染症に対する漢方薬のご利用もぜひご検討ください。

★重症化のリスク★
重症化リスクとして以下のような状態が指摘されています
・65 歳以上の高齢者  ・ステロイドや生物学的製剤の使用 
・悪性腫瘍      ・HIV 感染症 (特にCD4 <200 /µL)  ・慢性閉塞性肺疾患 (COPD)  
・慢性腎臓病       ・2型糖尿病             ・高血圧
・脂質異常症       ・肥満 (BMI 30 以上 )                      ・喫煙
・固形臓器移植後の免疫不全                ・妊娠後期


<予防>
新型コロナウイルス感染症に特有の感染リスクや予防方法はありません。
カゼやインフルエンザの予防と同様に、ある程度の清潔の維持*¹、規則正しい生活による健康の維持、食事による適切な栄養摂取*²を心がけましょう。適度の日光浴と運動は免疫力および抗病力を高めることが知られています。

*1 手洗いや身の回りの清掃は適度におこないましょう。手の洗いすぎは皮脂や角質、常在菌を必要以上に洗い流してしまい、むしろウイルスの増殖を助長します。また、除菌効果のある清掃グッズなどによる生活空間の過剰な清掃は、常在菌による病原微生物へのバリア機構を破壊し、外敵であるウイルスや薬剤耐性菌の繁殖を助長することになってしまいます。
*2 長崎大学の研究によって、食品中に含まれる5-ALA(5-アミノレブリン酸)が新型コロナウイルスの増殖を抑制することが示されました。同研究によれば、5-ALAを多く含有する食品は日本酒、ワイン、納豆、みそなどの日本人に身近な食材であることが確認されています。

免疫力や抗病力を高めるためには、弱った臓器や自分の弱点を補強することも重要です。虚弱体質や闘病による消耗、加齢による身体機能の低下に対する漢方薬もぜひご利用ください。

★コロナ対策オススメ漢方薬★
板藍根(ばんらんこん)
 …「ばんらんこん」はのどカゼの予防・治療薬です。トローチタイプのため日常的にご利用ください。

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)、玉屛風散(ぎょくへいふうさん)
 …免疫力を高め、インフルエンザなどの予防によく利用されていました。漢方医学としては体表面の気を充実させることで病邪の侵入を防ぎます。

荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)
 …オミクロン株対策になるという報道があり注目が集まっています。もともとアレルギー体質の改善や慢性的な炎症(気管支炎、副鼻腔炎、中耳炎など)の治療に利用されていました。

・その他
 …漢方薬はインフルエンザやチフスなどのウイルス感染症の治療薬として一人一人の病状に合わせて選択します。新型コロナは発症早期は「湿熱」が関与するとされます。また、東洋医学における太陽病と少陽病をほぼ同時に発症することも指摘されています。診察所見や症状に合わせて最適と思われる漢方薬を選択いたします。


これらの漢方薬は予防的に使用される場合には保険適用外での処方(自費)となりますので、診察料を含めご注意ください。
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