幹(かん)細胞は、わたしたちの体のすべての細胞へと分化する能力を持っている細胞です。
受精卵から人間が発生してくる過程において、多くの細胞が幹細胞の状態から徐々に自分たちの性質や機能、役割などを限定させていきます。こうして皮膚、消化管、呼吸器、循環器、泌尿器、脳神経などなどと各臓器、組織へと分化していって役割分担をすることになり、一人の人間が完成していきます。
ところが、一部の幹細胞はバックアップとして幹細胞の状態のまま温存されます。バックアップの幹細胞は、細胞が本来持っているすべての能力(機能)を温存しているため、他の細胞の活動に影響を与えるさまざまな分子を放出しています。
この幹細胞の特性を応用したのが「ヒト不死化歯髄幹細胞培養上清療法」であり、幹細胞から放出される再生・修復・成長因子をたっぷり含んだ培養液を摂取することで健康効果を得ることを目的としていました。
では、私たちの体内に存在する幹細胞の活動性を高めることはできないのでしょうか?
その可能性を秘めているのがNMNと漢方薬です。
幹細胞活性化トリートメントはヒト不死化歯髄幹細胞培養上清液+NMN+漢方薬を組み合わせることで、わたしたちの体内で休眠状態になっている幹細胞を活性化し、再生・修復・成長への活動を高めることを目的とした施術です。